ここにきて上洛の約束を違えるのか?
悲しそうな顔をしたお屋形さまの夢を見たという景勝は、どうにも上洛に気乗りしないよう。
そこで上田庄へ気分転換に行ってはどうかとアドバイスするお船。
そこで変わらぬ景色を見て昔を思い出す兼続と景勝。
どうやって与六が出てくるのか気になっていた今回。
回想で登場ですか。
やっぱそうだよなぁ。
上田庄で待っていたのは、ふたりの親代わりであった深沢と栗林。
昔と同じやり方ではやっていけないと諭すふたり。
上洛もやむなしと。
でもたったひとつだけ忠告をする。
「上杉の誇りだけはお捨てにならぬよう」
その頃、留守を守る直江家は・・・幸村がもう我がもの顔で、かよまで使ってるよう。
なんだかすっかり主になっちゃって(^^)
与七完全に負けてるね。
それに遊ばれてるし(^^;)
こういう人は言うだけ無駄。
怒り損って奴ですね。
そして、久しぶりに雲洞庵に向かうふたりとお船。
ここにはふたりの幼少時代の思い出が詰まっている。
懐かしいお尚との再会。
彼にはやっぱり今でも二人は頭が上がらないみたい(^^)
まるで子供みたいな姿が微笑ましいかも♪
初めて会った時の与六の「来とうはなかった」発言。
そして景勝の引きこもり場所。
なんだかふたりして昔の蓮かしい暴露話合戦になってるし(^^)
で、今回の話はふたりの回想を具現化したって話なんだね。
まぁ現在と過去をリンクさせての演出は分かりやすくてよかったかな。
子供の頃、お屋形様の跡を自分が継げるはずがないと弱気な景勝に、自分がいるから任せておけと大口を叩いていた兼続。
主君に向かってなかなか大きなこと言うよね。
でもそれが与六か(^^)
可愛いから許す!!
あの時と同じ不安な気持ち。
でもそれを支えてくれたのが与六だった。
そしてお尚が見つけたと渡してくれたのは、昔景勝が謙信を真似て書いた字。
「第一義」
謙信の言葉を思い出す景勝。
ふたりで共にこの越後を導くのだ!!
そして、景勝は上洛を決める。
上杉の義がどこまで通じるか分からないけれど。
「お主のまごころ、ありがたかったぞ」
そう言って与六と木刀を振るう喜平次。
あの頃のままに・・・ふたりは楽しんでるようです(^^)
そして、義の道を見出した景勝。
景勝の旗は「義」
上杉ここにありというものを見せてやるという兼続は、新しい旗を作らせたようです。
だが、兼続もまた己だけの義を求めて悩んでいた。
兼続の心を現す一文字。
「愛」
あまり強そうでないから却下したというが、その文字にぐっときたというお船。
すべては愛から始まる。
まさに、この言葉なくして、今の兼続はない。
人が人を想う心----愛。
そして5月。
いよいよ京へ!!
上杉の義を守り抜くと皆に宣言し、
「わしを信じ着いてきてくれ」
そう宣言する景勝。
おお!!
立派なお屋形さまになったではないですか(^^)
迷いが吹っ切れた景勝は変わったね。
北村さんがめちゃいい感じです♪
そして・・・兼続の愛の兜が誕生!!
それを被っての上洛ですか。
派手じゃなぁ
なんつーか確かにこれは目立つけどね(^^)
でもゴメン。
まず笑ってしまったって。
これって、ギャグみたいな本当の話なんだよね(^^;)
さぁいよいよ次回は京へ-----------。
「戸惑いの上洛」
猿が何を考えているのか?
どんなもてなしを受けるのやら。
今回は久しぶりの与六登場で、また和ませてくれました。
やっぱ加藤くんのはきはきした言葉いいですね(^^)
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