大きくなったな-------------。
久しぶりに逢った父。
彼はエドたちが人体錬成をしたことを知っていた。
家を焼いたこと・・・・後戻りをしない覚悟を見せたというエドに対し、ホーエンハイムは言う。
「見たくなかった。嫌な思いでから逃れたかった。しでかしたことを、痕跡から隠したかった・・・」
違うと言ってもホーエンハイムには通じない。
「逃げたな-----------」
その言葉が、エドには痛い(><)
自分の若いころそっくりだというホーエンハイムは、一応彼なりに息子を愛しているのか・・・。
眠っているエドの頭を撫でようとするも・・・その手が止まる。
そしてピナコばあちゃんに人体錬成の確認するホーエンハイム。
「それは確かにトリシャだったのか・・・?」
ではもしや、エドたちは、全く関係無い者のためにエドとアルは身体を持っていかれたというのか!?
その話を聞いていたエドは驚愕の事実に呆然とするのだった・・・。
その頃、アルの秘密を知ったリン。
食事も睡眠もいらない身体は羨ましいと言うリンに、何も知らないくせにと怒るウインリィ。
永遠に生き続ける身体。
だが、それにはタイムリミットがあるのだ。
偽りの身体に偽りの魂を入れれば、無理が生じる。
いずれ拒否反応が出る・・・・。
それがいつなのかは分からない。
だがリンはその魂の定着を繰り返せばいいのではないかと簡単に言うのだ。
ひとはそんなもので生きているとは言えない。
寝て、起きて、食事して・・・それが生きているということ!!
でもエドとウインリィがいつもアルより先に怒ってくれるから、アルは怒るタイミングを逃すよう。
そんなアルの身体・・・。
作り出したのは-------自分。
エドの心の中には、いつでも大きなその罪悪感が沈んでいるようです・・・
そしてホーエンハイムは旅立つ。
家族4人で写した写真を1枚受取り、彼はお礼にいいことを教えると言い残す。
「じき、酷い事がこの国で起こる。よその国に逃げておけ。
忠告はしたぞ」
そう言って出て行ったホーエンハイム。
「残念だよ、もうお前のメシが食えなくなるとは・・・」
あぁ、最後の意味深なホーエンハイムの言葉が気になる。
まるで彼が何かを起こそうとしているかのような預言・・・。
さぁて、故郷を巻き込んで彼は一体何をするつもりなのか?
ホーエンハイムは、一応ピナコへの忠告と、そして、家族の想い出を探しにきたってことなのかな?
一方、ホーエンハイムの言葉が気になったエドは・・・母親の墓を掘り返すことに!!
ピナコと共に墓場に向かったエド。
心が、身体が痛みを訴える。
だがそれでも彼は真実を確かめると、雨の中、作業を続ける。
「確認しないと前に進めないだろ。
逃げてたまるか------------!!」
何度も嘔吐を繰り返しながら墓を掘り続けるエド。
その手が掴んだのは・・・黒い髪。
母親の髪は茶色だった!!
そして掘り出した骨は、どう見ても女のものではなかったのだ!!
高笑いをあげたエド。
あの日から、絶望の象徴だった母の死体。
だが、今は希望に繋がる---------。
「アルは元に戻れる---------!!」
前に進むため、エドには乗り越えなければならなかった試練。
そしてエドはイズミに電話する。
「先生、俺とアルが錬成したのは、母さんじゃなかったんです・・・」
その言葉に答えが見いだせないイズミ。
「先生が錬成して作り出したお子さん。本当に先生の子供でしたか・・・?」
あぁ、イズミにも何か思い当たるふしがあったのか・・・。
ロックベルの息子夫婦の話を聞き、満足そうなピナコ。
ようやくばあちゃんもひとつ荷が下りたようですね。
だがその時、トリシャの遺言をホーエンハイムに伝え忘れたことを思い出したピナコ。
「約束、守れなかった。先に逝きます、ごめんなさいって」
母と父はどんな約束をしたのか?
今度父に会ったら、そう伝えてくれと言われたけれど・・・。
まぁエドが素直にそんなことを伝えるはずもないよね(^^)
で、とりあえずセントラルに戻ったエドが見たのは---------壊れたアルの姿!!
そして、のんきにメシを食べてるリンたちの姿!!
早速リンたちを追い出し、アルの修復を始めるエド。
そこでバリーの話や、拒絶反応の話を聞くエドに、不安げに「アルは元の身体にもどれるよね?」と尋ねるウインリィ。
エドは「当たり前だ」と断言!!
心強い言葉です♪
だが・・・リゼンブールで墓を掘り起こしたことを話したエド。
あれは全く違うものを錬成したという結果。
つまりはそれがアルの身体を取り戻せるというエドなのだが・・・。
ちょっとこの説明じゃ意味不明よね(^^;)
まずはエドはアルとウインリィに、ウインリィの結婚する男の条件を確認。
で、アルを振ったのは何故か?
「「あたしより、背の低い男はイヤ」」
ふたりして同時に言った回答。
つまり、ふたりが同じことを覚えているということは、間違いなくアルの魂は本物なのだということ。
あの扉から、ちゃんとアルの魂を引き出せたのなら、肉体も引き出せるのではないのかとエドは言うのだ!!
魂と離れても、尚、肉体も存在する----------その証拠となるのがバリーの存在。
そう、あの時、母親だと思っていた肉体の塊を通してエドを見ていたのは、アルの魂!!
アルの身体はあの扉の向こうにあり、アルの魂は、拒絶反応をしたために、魂の定着ができず、ああいう結果になってしまっただけ。
つまりは誰の魂も傷つけてはいなかったという兄弟。
それにほっとしたふたりの元、今度はイズミからの電話が入る。
彼女が調べた家系。
夫とイズミの間には生まれるはずのない肌の色をした子供。
そう、彼女の子供もまた別人だったのだ!!
死んだ人間を蘇らせることは不可能----------!!
その確信を得たエドとイズミ。
「エド、ありがとう----------」
そう言って電話を切ってしまったイズミ。
イズミの中でも、これで子供に対するわだかまりは解けたことでしょう。
自分たちがこの子を二度殺してはいなかった-------------!!
その事実に涙を流すイズミだった・・・。
よかったね、師匠♪
アルの身体をそんな風にしたことを自分だけで背負おうとするエド。
でもこれはアルも受け入れたこと。
共に負うべき咎。
誰かの犠牲失くして取り戻せない身体はいらないと思っていた。
だが、そうでないのなら、あの心理の扉の向こう側にある自分の身体を取り戻す!!
「もう、ひとりの夜はいやなんだ-------------!!」
それがアルが自分の身体に戻りたい理由。
重い言葉ですね。
そして、新しい覚悟を決めた兄弟は、身体を取り戻すため、戦いに向かう--------!!
その背中を、大きく感じるウインリィだった----------。
ってことで、ようやくまたひとつ、真理へ近づいたようです。
なかなか小難しい話を言ってた今回。
まとめるのもちょっと大変だったけど、自分の中でも消化できてるのかイマイチ不安は隠せないんですよね。
つまりはエドたちが錬成したのは全く関係ない、単なる人型を練成しちゃったってことか。
まぁ、もうエドたちが自分の体を取り戻せることを確認できた事が収穫ってことでいっか。
「愚者の前進」
次回はお休み。
私的には、来週は「ガンダムEXPO」に参加するので、お休み万歳っす♪
なんとかロイも、それにハボックも無事だったようなのでひと安心です(^^)
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先週はTBのお返しができずすみませんでした。
今週もネオロマ・ライブ帰りですので、こちらからTBの送信は積極的には致しません。
申し訳ないですがよろしくお願いいたします(^^)
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