愛とは何か？
「愛」が分からないフェリスは兄に問う。
家族を想う愛。兄弟を想う愛。
頭を撫でルシルは言う。
「君は愛されているんだよ----------」
何故フェリスの身体は包帯だらけなのか？
エリス家の訓練はそんなに厳しいのか･･･。
愛について疑問を持つフェリスがなんだか痛々しかったけど、最後に笑顔を見せてくれた事で救われた。
４年前-----------。
フェリスを襲った悲劇。
両親の愛を語ったルシルですが･･･なんと
フェリスの両親は兄妹の関係のよう。
父～～！！子安さん！！
なんて勿体ない使い方っ（＞＜）
しかもこの両親、エリス家の対面ばかりを気にする親。
とても愛を感じるわけがない。
子供を
「できそこない」と呼び、こんな力しか持っていなくてがっかりだと、弱さを責めるような親。
更に最低な事に、母親はより良き血を残そうと、フェリスに父をあてがおうとしたのだ！！
これは酷過ぎる～～～～っ（＞＜）
あかんやろ、それは。
父はやる気満々でしたけど、流石にこれは･･･と思ったその時、目の前で倒れた母。
流れだす血---------。
そこには手に血まみれの剣を持ったルシルが！！
感情を表にする事なく、淡々と妹に手を出すなと父にも刃を向けたルシル。
ふたりの動き、早すぎて全く見えない。
だが、刃が交わったその時-------倒れたのは父。
そして、フェリスの目の前で
「破壊、再生」と繰り返し、笑いながら父にとどめを刺したルシル。
「さぁ、もう怖くないよ。これからは私が君を守ってあげる」
そう言ってフェリスに手を差し出したルシル。
この時からルシルはエリス家の新しい当主になったという事か･･･。
でも、一体「何」を使ったというのか？
父の最後の言葉が気になるっ！！
でも、まさかこんな凄惨な過去があったとは･･･生い立ちもなかなかにして衝撃です（＞＜）
今の強引かつ、表情豊かなフェリスからは想像できないわ～！！
まぁ、これもライナとの旅のおかげってのもあるんだろうけど。
ライナも重いものを抱えているからこそ、痛みを共有できたからアルファスティグマの暴走を止める事が出来たんだろうし。
さて、いつものようにライナを起こしに来たフェリス。
団子屋の出店ラッシュの話を聞き、調査に向かう為ライナを巻き添え（？）にしに来たよう。
だがそこへミルクがやって来る。
枕を抱きしめるライナに、パジャマを脱がせようとしていたフェリスを見て、大きな勘違いをしてしまったミルク。
またまた調子に乗ってフェリスも話を合わせてるし（＾＾；）
「不潔、不潔、不潔！！」
そう叫んでミルクの魔法がライナを吹き飛ばすのだった------------。
で、どうにも落ち着いて寝れられないって事で、ライナが逃げ出したのは、シオンの部屋。
わお！！
シオンのベッドで寝てるし～♪
でも･･･シオンも容赦なく次の命を下す。
シオンと共に、エスタブールへ同行してほしいと言うのだ。
一番信頼できるのはライナたちだけ･･･。
なんだかシオンの言葉が重いなぁ。
で、やっぱりミランは監視を続けているようですし。
で、どうやらアルアたちはエリス家へ引き取られたよう。
これからルシルに利用されないかだけが気になるところですが。
アルファスティグマ保持者は暴走する。
そして、暴走すると--------死ぬ。
魔眼に関する資料を調べていたキファ・ルークは、そんな一文を読む。
だが、ライナはあの時、暴走しても戻ってきた。
彼は唯一の例外者なのか？
ひとまずここはレファルの元へ情報を得るために向かう事にしたキファだった･･･。
一方、ライナは･･･。
旅立ちの前にアルアたちに逢いにエリス家へ向かう事に。
出迎えてくれた執事さんにエリス家当主がフェリスの兄だと聞き、事情を察したよう。
１４年にわたるフェリスへの虐待と言っていい行為。
「長ぇなぁ」
重く語るライナだったが･･･。
そこへ突然キックが炸裂っ！！
「野獣くんに近づくな！！」と執事を庇ったイリス。
相変わらずのよう（＾＾；）
しかもどうやらイリスがアルアの先生になっているよう。
久しぶりの再会。
でも、すっかり飼いならされて、そこへフェリスも合流したもんだから、ライナはすっかりサンドバック状態（＞＜）
御愁傷さま～♪
だが、ライナが気になるのは、
道場の奥にあるというルシルの住む離れ。
その建物をアルファスティグマで見ると･･･。
突然足元から塵となり、消えて行く幻想を見たライナ！！
これはもしや、対アルファスティグマ用の対策！？
幻覚を見るようにあらかじめルシルが何かしていてもおかしくはないだろうし。
じゃなきゃアルアたちを引き取れないでしょ。
でもアルアがアルファスティグマでその建物を見ても何もならなかったよう。
見えないのか・・・。
さて、出立を決めたライナたち。
そして･･･旅立ちの前にライナは動く。
ルシルのいる間へ向かうライナ。
そして･･･対面を果たす二人。
笑顔のルシルですが、最初の挨拶で技量試しをしてる辺りはぬかりなし！！
怖い怖い。
シオンを守るのがルシルの役割のはず。
だが、エスタブールへの護衛を頼まれたのはライナとフェリス。
まるで
ルシルはローラントを出られない理由か枷か呪いがあるのではいのか---------。
アルファスティグマでも見えないルシルの姿。
フェリスは人間。
だが、彼は違う----------。
そして、ライナも。
「醜い化け物がどんな夢を見ていた？」
フェリスに触れる事は許さないと宣言するルシルはライナの首を掴む。
それは精神体なのか。
身体と引き換えに得た力なのか･･･。
ルシルの正体も気になるところ。
そして、宿に戻ったライナを待っていたミルク。
どうやらルークたちがミルクの誕生日会を開いてくれるよう。
誕生日は･･･隊の結成日らしい。
絶対来てねと言われ、渡された招待状。
だが･･･明日はもう旅立ちの日なのだ。
意気揚々と家に戻ろうとしたミルクですが･･･そこへ
立ちはだかったのはミラン！！
一体ミルクをどうするつもりなのか？
そして･･･招待状を見たライナの顔色が変わる。
ルークは一体何を渡していたのか･･･。
それは、
ライナが国外で暴走、もしくはローラントを裏切る事があれば、抹殺せよとのシオンの署名までされた書類。
「醜い化け物が、どんな夢を見ていた-----------?」
ルシルの声が聞こえる。
「そうか･･･そうなんだよな-----------」
あぁ。
ライナ、切ない
自分の存在価値をようやく見いだせたと思えたはずのライナだったのに、シオンにまでそんな規制を強いられていたとは･･･。
結局どこかで自分を信じてもらえてないのではと思ったんじゃなかろうか。
あぁ。
これはちょっと、この後の旅にも支障をきたしそうな勢いだね。
ルークはこれで何を狙ったのか？
３人の関係にひびが入らない事を祈るばかりです（＞＜）
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