生と死-----------。
まさに1クール目の節目となる展開だったかと。
多くの犠牲を出してしまった今回の戦い。
その中には---------
ジンの姿も。
・・・予告で分かっていたこととは言え、この退場は辛いですねぇ。
学園は亡くなった生徒達と一緒に、ジンも弔う事に。
その頃アルテア界では、大衆の前でジンの死は多くのものを引き出したと、
「アルテアは決して滅びることはない」
そう宣言するミカゲ。
詭弁を言う彼のやり方が納得できないイズモ。
ジンは結局犠牲になっただけではないのか。
だが、ミカゲは彼のおかげで太陽の翼の生まれ変わりが分かったというのだ。
そして、ジンは新生アルテアの最初の子としてうまれかわるやもしれないとうそぶくのだった・・・。
前回あたりから、どんどん黒化が進んで、イヤなキャラ化してるミカゲ様。
今回もますますのご活躍(?)のようで(^^;)
合同葬儀が始まって、ジンが出棺することになっても・・・ユノハはあれから消えたまま、部屋から出てもこないよう。
今はそっとしておいてやりたい。
誰もがそう思っていたのに・・・。
そこへ現れた不動は、なんとミコノにユノハをつれて来いと命じたのだ。
「手前勝手に孤独の淵に沈むなど許されない」
だが、確かにユノハの能力は消える能力。
そして、暴走してしまい、己の能力で、自分を消してしまったらどうなるか?
不動に言われて、初めてその危険性を察したミコノ。
そこで、何も口にしていないであろうユノハのためにスープとミルクを持って部屋を訪ねることに。
だが、何をどういえばいいのか、全く検討がつかないミコノ。
慰める事もされたくないだろう。
だけど、存在そのものが薄くなっているユノハをこのままにしておくわけにもいかない。
皆のところへ行こうと誘うミコノ。
だが・・・。
「言いたくないの!!
ジンくんに、お別れを言いたくない!!」
その言葉に、思わずユノハを抱きしめるミコノ。
「お別れなんて言わなくていい!!」
自分だって言いたくない。
ユノハにも!!
お別れなんていいたくないから消えないでと涙を流すミコノ。
その言葉に、ようやく心配をかけていたことを察するユノハだった・・・。
一方、ジンの遺品の片付けをしていたところ、アリシアのホログラムを発見したアマタ。
母さんは今、ジンのいた場所にいると・・・。
そして、亡くなった者たちを船に乗せ、移送を開始。
「やっとみんな気づき始めた。
俺たちが生死をかけた場所にいる事を」
シュレードは、亡くなった者たちに感謝しなければと言い出し、思わず人の命をなんだと思ってると怒りを燃やすカイエン。
だが・・・常にその「死」と隣り合わせで戦っているのは紛れもないシュレード自身。
健康だからとか関係ない。
自分達がいる場所は、常に命がけの場所なのだ。
すると・・・
ついに学園を去る者たちが。
荷物を纏めて乗船していた女子たち。
怖くなって自宅へ帰ろうとしているよう。
MIXは選ばれた誇りと、今までの辛い訓練がと訴えるも・・・もう誰もそれを無理強いするなど出来ないのだ。
MIXを引き止めるアンディ。
自分はあの次元ゲートにこの世界を支配されないためにも戦うと宣言。
自分達が逃げたら、誰がこの世界を救うというのか。
「他人の掘った穴に落ちるなんて、真っ平だ」
そして------墓地に仲間を埋める生徒達。
ジンを姿は消えたままだけど、最後まで見送るユノハ。
だが、作業を終えたその時、
不動はアンディに穴を掘れと命じたのだ!!
無数に出来た長細い穴。
でも一体何のために?
するとそこでクレアはジンの持ってきたデーターで、彼がアルテア界から来たこと、その目的が分かったことを皆に告げる。
「彼らは、女性エレメントを浚おうとしている」
その言葉に息を呑む皆。
戦いはますます激化するはず。
そこで、
不動は『墓穴特訓』をすると言い出したのだ!!
だから長細い穴だったのね。
でも、一体どんな訓練?
「お前達は「生」に縛られている」
だが、
死者と共に眠ることで、あらゆる「観念」を捨てられるというのだ。
そして、ここで一度「死」を体験しておけと、土に埋まれと言い出す不動。
その死を体験することで、超えられる恐怖や思いが発生するというのか。
だが、それに真っ先に面白いと言い出したのは、シュレード。
死の予行練習だと真っ先に穴に入り込んだのだ!!
続いてユノハが。
「少しでも傍にいたい。ジンくんの」
次々と自分との戦いに挑む生徒達。
ミコノはこんなやり方間違ってると大反対。
だが、ミコノはそれでいいと、何もかも見透かした目で告げる不動。
空気穴だけ用意され、土に埋められていく生徒達。
そこは完全なる闇と静けさの世界。
だが、それだけではない。
土を這う虫の気配がする。
だが・・・このまま身体が腐っていく感覚が皆を襲う。
「土に還る-----------」
それを体感することになった皆は、耐えられなくなった者たちから脱落。
地上へ戻ってきてしまったのだ。
・・・まぁ、分からなくもないけどね。
これは怖い。
まさに自分との戦いだわ。
その様子を見ていたミカゲ。
そして、同じようにカグラを今度は蔦で絡めとり、その上に羽根で覆い、冥界への旅路をと誘う。
「埋もれて、お行き」
ミカゲ様、その微笑が怖すぎっ(><)
MIXも極限まで耐えている・・・この穴に耐えられるのは、アンディが掘った穴だから。
何も見えない。
闇の世界。
あの時見えたカグラとミコノのビジョン。
だが、もしミコノがシルフィーの生まれ変わりだというのなら、アマタが選ばれることはない。
そう察したゼシカ。
アリシアに捨てられたとき、死んでもいいと思った。
ユノハもジンのいない世界にいたくないと、死を望む。
「こんな世界、いらない!!」
すると・・・皆のエレメントが地表へと染み出してきたのだ。
迷いを抱え、絶望する皆。
ユノハの気配が薄れ、思わず土を掘り返すミコノ。
折角分かり合えると思ったのに、行かないでと必死に叫び、涙を流しながら指先が傷つくのもいとわず掘り続けるミコノ。
するとその時アマタの強い想いを感じたのだ。
「イヤだ、もう置いていかれるのは!!」
ユノハもまた思う。
「遺されるのはイヤ」
「辛い」「苦しい」「悲しい」
その想いに支配されていく皆。
それを必死に止めようと、エレメントを発動するミコノ。
そう、不動が彼女を地上に残したのは、この能力、
生と死の狭間で、魂と魂を繋ぐ力を引き出すため。
身体の細胞、意識は、一瞬一瞬で死んで、新しくなる。
個となるものたちを、目には見えない力で繋ぐ力を持つミコノ。
「1万年と2千年前から愛してるよ」
その時、突然聞こえた声。
それは---------
ジンの声!!
「8000年過ぎた頃から、もっと恋しくなった。
僕はずっと一人ぼっちだった。
他人なんか、どうでもいいと思ってた。
だけど、ユノハ。
君と出会って、人と・・・誰かと繋がりたいってそう願った。
だから、命の流れを途絶えさせないで。
ユノハ、そしてみんな、僕はひとりじゃないって分かった。
僕達の命は、決してひとりだけのものじゃないから!!」
BGMで流れる、バラードで英語歌詞の「アクエリオン」の歌がまたいい雰囲気で♪
「そうよ、私たちの命は、生と死を超えて、今繋がっていく!!」
屍たちがゆりかごに。
それは、生まれなければ、出会えなかった。
分からなかったぬくもり。
みんながもう一度生まれてくるのを待っている!!
両腕を広げ、全てを包み込むミコノの想い。
「今という時を心で繋げ」
「念真合体」
「念」という字こそ、今と心で出来てるんだよね。
おお、すごい。
日本語って深いわ~♪
あらたに生まれ、生まれ変わった皆。
繭ののような薄皮を破って出てきたアマタたち。
「ハッピーバースデイ」
そう言って、皆を出迎えてくれたミコノ。
だがその時、なんと
ミカゲに埋められたはずのカグラの姿が!!
彼の転送先がここだというのか。
いや、次元ゲートはやはりミカゲにはあってないようなものなのか。
何故ここにカグラを?
それより気になったのは、不動とリンクする機械天使の姿。
不動の中にそれは眠らされているということなのか?
死から得る強さ、新しい肉体。
繋がる想い。
みんな、ひとりじゃない-------!!
ジンが教えてくれた教訓は、今後もミコノを通じて皆を纏めてくれるはず。
ユノハにも今度こそ、前に進む一歩を!!
そう願ってやみません。
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話
第12話 第13話
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/7636e5ae0afe08cb02f5c28195f0569f/ac