二次試験合格、次は三次試験へ--------！！
人生をかけた3次試験に出かける息子を見送りもしないで寝ている両親に呆れる六太。
でも、
ちゃあんと靴の上に『おやつ』が置かれていたのだ！！
何歳の息子を送り出すんだって話だけど、その心遣いが、いかにも母ちゃんらしいなぁって、ほっこり♪
ケンジは家族という抱えているものがある。
命を賭けることになったら、その重さは倍増する。
せりかには強い志がある。
で、六太には？
対して何もないのに浮かれすぎだと、自分を戒める六太。
「ただの憧れだけで三次試験まで行ってしまって、いいんでしょうか？」
だが、シャロンは笑って「いいのよ」と言ってくれる。
その言葉にほっとする六太。
最初の動機なんて、みんな大差ないと。
「好奇心だったり、憧れだったり。
入り口は夢見る少年少女よ。
ムッタと同じ。
悩むなら、なってから、迷いなさい」
シャロンの言葉なら、素直に受け入れられるよね（＾＾）
すごく心が落ち着いたんじゃないかなぁ、六太には最高の精神安定剤。
だから、試験会場に行く前にシャロンに会いに来たんだろうな。
3次試験は、二週間の泊り込み。
見送りに立ってくれたシャロンは、旅立つ息子を見送るようだという。
そうだね、六太にとって･･･もちろん日々人にもシャロンおばちゃんはもうひとりのお母さんなんだろう。
行ってきますと声をかけ、試験会場へ向かう六太。
20年前。
六太と日々人は、ここに天体望遠鏡があると聞いて、夜家を訪ねてきたのだ！！
ここは森の深くにあって、オバケ屋敷と子供達には言われていたような場所。
月の写真を見せて、ここならこんな風に見えるかと、必死に聞いてきた六太たちを、笑顔で出迎えてくれたシャロン。
シャロンにとってもやはりこの兄弟は特別な存在なんだろうな。
実に微笑ましいお話♪
さて、試験会場には、
なんと15人もの受験者が！！
前回まで8人だったから、てっきりそうかと思ったら、倍の人数が残っているようで。
若いのから、結構年上の人まで。
実に様々。
おかっぱの茄子田理事からの挨拶からはじまった3次試験の開始。
JAXAから移動するようで、バスがやってきたのだが･･･。
遠足気分で浮かれていた六太の顔が固まる。
なんとそのバス、窓が鉄板で塞がれ、全身まるで装甲されたようなバスだったのだ！！
これでは外が全く見えない。
しかも携帯と時計をここで回収されてしまったのだ！！
行き先は極秘って事か。
バスに乗った瞬間、
ケンジはこのバスの天井に監視カメラがあることを悟る。
それを気づいたかと六太に問うと、あぁと答えた六太。
だが･･･六太が気づいたのは･･･。
「このバスの運転手は---------ヅラだ！！」
って、そこかよっ！！（＞＜）
前方はシャターが下ろされ、完全閉鎖された密室。
茄子田の号令からすでに試験は始まっているのだ！！
異様な緊張感が漂うバスの中。
カメラに気づいている人はケンジ以外いるのか。
そして、それで受験者の何をみようというのか。
しかも試験官は、行き先時間など、何も答えられないという。
これから向かうのは極秘施設なのだそうで。
なんじゃそりゃ。
どんな施設なんだか。
そこで今から交流会を始めると言い出す試験官。
くじを引き、隣り合った人と10分間話をし続けろということで、15人目の人は10分休み取ることになるよう。
まずは森嶋という、有名人が大好きなおじさんと話をすることになった六太。
ケンジの相手は福田という54歳の最高齢の受験者のよう。
年を当ててまた喜んでるし（＾＾）
娘の話で盛り上がるふたり。
娘の髪をすいてやれという福田のアドバイス。
なんだか重いなぁ。
他の受験者もカメラに気づいていた者もいたようで、しゃべり続けることで資質を試されているのではと読んでる者もいる。
2回目からは、順番にローテーションすることで、結局全員と話すことになるよう。
140分話し続けることになる受験者たち。
げんなりする者が多い中、これならいずれせりかと話が出来ると、大喜びの六太。
そして、せりかとの交流会は大満足だったよう（＾＾）
ようやく終わった交流会。
これで少しは皆の人となりが分かったよう。
だが、次に六太たちに渡されたのは･･･15人の写真入りの名簿と、15番まで書かれた数字。
そして、
試験官は、自分も含めて、この中で宇宙飛行士に向いていると感じた人の優先順位をつけろというのだ！！
驚く受験者たち。
でも、なんとかそれを書き上げ、提出。
お弁当が配られ、せりかは大喜び♪
で、さらに就寝を告げられ、眠りにつく受験者たち。
一体何時間、どこまで行ったのか。
気づいたとき、バスは停まっていたのだった---------。
面白い環境での試験なんだねぇ。
極秘施設ってだけで、なんか異世界の話に聞こえる不思議。
しかも、
次回からは閉鎖環境での試験開始。
せりかと同じ班になれたって喜んでる場合じゃないって話。
なんと、自分達で宇宙飛行士は誰がふさわしいかって選ぶことになるんだとか。
こりゃ精神的にもしんどそう（＞＜）
誰だって自分がなりたいって夢を持ってきてるだろうし、それで自分が･･･というのなら、自意識過剰と取られるかもしれない。
かといって、主張が少なければ積極性がない、消極的と取られてしまうだろう。
感情面、精神面。
知識はもちろん、そういうメンタル面が重視されるような職業なんだろうなぁ。
これはそういうのもデンと構えられるタフさがないとキツそうだ。
多少図太い神経してる位が調度いいのかもね（＾＾）
さぁて、次回から本格的な試験が始まるって事で、ここからどうなっていくのか、めちゃ楽しみだ！！
試験内容もへぇと感心して見れそうだもんな。
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