存在の意義----------。
海賊たちとの戦いも終わり、ほっと一息。
海賊の情報をくれた船が、新たにガルガンティア船団に加わったようで。
で、レドはというと・・・。
リジットは彼を受け入れを許可したよう。
そこで、レドは少しずつ言葉を覚えようと頑張ってコミュニケーションをとっているよう。
でも、荷物運びをチェインバーにさせたりするのだが、なかなか戦闘のようにはうまくいかないようで(^^;)
男たちに怒られてばかり。
居住区も決まっていないから、船底の倉庫を間借りすることになったのだが、ここでレドも暮らす事になるよう。
心配するエイミーだったけど、レドはチェインバーの近くなので、ここでいいと言う。
リジットはそこでレドに請求書を渡す。
どうやら格納庫を壊した代金は別物という事で(^^;)
エイミーは海賊から助けてくれたからそれでチャラではないかというのだが、それはそれ。
積載費やここでの生活にかかる経費をそれでタダにしてやるというのだ。
返済は労働でって事で。
なんとかチェインバーと通訳を交えながら仕事をしていくことになったレド。
でも、肉体労働は実質チェインバーの役割って事で、レドはすることがないよう。
そこでヒディアーズの爪を使って、何か自分でもわからないものを作る事に。
一見すると笛のようにも見えるところどころ穴があいたそれ。
エイミーはそれをキレイだというので、欲しければやるというレド。
どうやらスペアはまだあるよう(^^;)
弟へのいい土産が出来たと喜ぶエイミーは、レドを誘って船団の中の市を案内してくれる。
だが、レドには弟の意味も、家族すらわからないよう。
レドのいた宇宙では、家族すら必要ないものだったようで・・・。
常に戦う事だけを目的にして人が作られていたのか。
弱い者は排除され、感情もいらない。
それは寂しい世界だねぇ。
病気がちの弟は星や宇宙に興味をもっているという。
ベベルと話すことで、何か情報は得られるかと問うレド。
そこでエイミーは船団一の物知りであるオルダム医師をレドに紹介してくれることに。
自分は仕事があるからと、戻ってしまったエイミー。
そこでレドはオルダムにチェインバーに通訳をさせて会話を始める。
チェインバーの声を聞き、これを失った技術だというオルダム。
どうやら地球にも過去、この機械との対話システムはあったようだけど・・・オルダム自身も始めてみるもののようで、かなり過去に衰退した技術のよう。
片言の言葉も交えてレドはまず銀河同盟へのコンタクトを問うのだが、オルダムもそれに答えるだけの知識はないよう。
かつての英知は海の中。
ましてや星に渡る技術、宇宙の知識など、残されたわずかな文献で見るだけしか出来ないよう。
これはレドの求めるものではないだろう。
船団に対するオルダムの組織解釈を問うレド。
ここは命令形も統一がなく、効率が悪い。
無秩序で、弱者保護の意味も理解不能だというレドの言葉に、君にはそう見えるのかと大笑いするオルダム。
そこで彼はベベルに逢ってみたらいいとすすめる。
その会話は有益なのかと問うレドに、それを判断するのは君だと言うオルダムだった・・・。
そしてベベルに逢いに行ったレド。
初めて見る「弟」に不思議な感覚を味わうレド。
好奇心いっぱいのベベルは、レドの訪問を大歓迎し、目をキラキラ輝かせて宇宙の話を聞かせて欲しいと願い出る。
チェインバーの会話を支援するイヤホンをはずし、それを見せると、人口知能をかっこいいというベベル。
エイミーはそこでまたも仕事に呼び出されてしまい、仲間の子たちと一緒に行ってしまう。
イケメンゲットだとか、言われたい放題だけど、ベベルが転ばないよう注意した瞬間転びそうになったり・・・相変わらず騒がしい子だわ(^^;)
宇宙ではヒディアーズとの対決だけが全て。
人類の存在を脅かす奴らとの対決の話を聞き、戦いしかない世界では疲れないかと告げるベベル。
だが、
レドに言わせれば、戦えない奴は死あるのみ--------。
大変な世界なのだと実感するベベルは、話を変えようと、ここでの生活は慣れたかと問う事に。
それに首を振るレド。
やはりガルガンティア船団の組織構造が理解できないと言うのだ。
だが、ベベルは
「みんなが安心して生きていけるなら、それでいいんじゃないかな?」と答えるだけ。
ヒディアーズとの戦い、殲滅がすべてだったレドには戦いのない世界が理解できないのだろう。
そこでベベルは逆にレドに問う。
「それならヒディアーズを全部倒したら、銀河同盟はどうなるの?
レドさんはどうするの?」
ベベルの言葉にハッとなるレド。
「次の命令が発せられるまで待機する」
では、命令がこなければ?
来るまで待機。
「それなら僕たちと同じだね。
待機って、生き続けるって事でしょ」
笑顔のベベル。
だが、その言葉に、自分の行動が有益かどうか迷いが生じてしまうレド。
思案していたレドの前にやってきたのはベローズ。
レドは海賊から助けてくれた。
だが、今の自分はチェインバーを監視しているだけ。
「慣れてないだけさ」
次にすべき行動がわからないというレドに、まずはその軍人的考えをやめたらどうかと提案するベローズ。
もっと自由に-----!!
だがその時、突然の雨が振り出したのだ。
初めての雨の存在に驚くレド。
チェインバーが自然現象で問題ないというのだが、ベローズたちはにわかに活気立つ。
今の地球において真水は貴重なもの。
皆が一斉に雨をためようとドラム缶や、バケツを取り出し水を集めだしたのだ!!
チェインバーも大きな帆を張ってお手伝い♪
雨にぬれても楽しそうな皆の姿を見て呆然となるレド。
でも、それすらチェインバーには脳波に乱れがあるって観測されてしまうんだね(^^)
びしょぬれのレドを心配し、家で乾かせばいいと誘うエイミー。
初めての雨、海、そして病気の少年。
ベベルはそれでも自分は不必要だと思っていないと断言。
「姉さんが僕を必要としてくれてる」
レドも誰かに必要とされていたから生きてこれたのではないのか?
レドが必要とする者は?
戦闘における有益さだけを求めて今まで生きてきたレドには是非など判らない。
では、これはレドにとって何なのかと、あのヒディアーズの爪を見せるベベル。
これは笛だろう。
だが、戦闘にはまったく関係ないものなのに、何故レドはそれを作っていたのか?
そしてベベルはそれを吹いてみせたのだ!!
それを聞いた旬ラン、昔の事を思い出したレド。
ベベルと同じように身体が弱かった少年が、それを作って、笑顔でレドに見せてくれたのだ。
だが・・・彼はおそらく不要者とされて処分されてしまったよう------------。
蘇った記憶に、知らず知らず涙を流すレド。
だが、それがどこから溢れたものなのかがレドにはわからない。
焦るベベルに、自分自身が戸惑いを隠せない。
何か悲しいことを思い出したのか。
自分の感情を確かめるためにも、レドはもう一度それを返して欲しいと願う。
もちろんとベベルから返してもらった笛を手にして、少し笑顔をみせるレド。
まだこの座標はわからない。
もう少しここでの情報を得るべきだというレドに、その必要はないと答えるチェインバー。
レドはいずれ本隊と合流することになるのだから。
「わかってる」
そう答えるレドだけど・・・。
少しずつ感情が芽生えて、そして自分で考えると言う事を始めたレド。
ベベルと出会って、彼の純粋な言葉を聞いて、今まで命じられるままに戦うしかしてこなかった事を気づかされたレド。
ここでの自分の「戦う」以外できない不要な存在である事を実感したのだろう。
そして、処分の意味。
不要だからと捨てられたものに知らず心を残していたレド。
いなくなった少年を思って流した涙。
あれはレドの弟だったのかもしれない。
だから、どこかで忘れたくなくて、無意識にあの笛を作っていたのだろう。
音だけは鮮明に残されていたのだから。
丁寧に描かれていくレドの感情。
そして人と接すことの意味とあたたかさや、優しさ。
変わっていくレド。
人間らしく。
チェインバーがこれを受けてどう人工知能に変化するか?
変わらないのか?
そういうのも見ものかも。
なんか作品全体にあたたかさを感じられるんだよな、これ。
すっごくほんわかさせてくれる。
このまま丁寧に描いてってもらいたい所です。
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