エレンと特別班の関係---------!!
人間の本質が見えた回だった気がする。
そして、エレンがようやく皆を信じる事を、誰かに頼り、頼られることを学んだ回。
耳をふさげと命じたリヴァイが発した煙弾は・・・
音響弾!!
なるほどね。
でもこれもちゃんと伝令の役目を果たしている事は後に判明。
これで皆は恐慌状態から目を覚ます。
リヴァイは問う。
「お前らの仕事は何だ」
感情に身を任せることではなかったはず。
特別班の任務は、あくまでクソガキ・エレンに傷ひとつ負わせず尽くす事。
「命の限り」
彼らの任務はエレンの監視などではなかった。
自分たちはこのまま馬で駆けるというリヴァイ。
それに従う兵士たち。
だが、どこまで走るというのか!?
増援が次々とやってくる。
でも、女型の巨人はそれを、まるで蚊を払うかのごとく押しつぶしてしまうのだ。
助けられたかもしれない。
リヴァイ班がやらないでどうするのかと必死に訴えるエレンに、エルドは前を向いて最高速度を保てと指示を出す。
だが、エレンには理解できない。
「戦いから目を背けろっていうんですか!!
仲間を見殺しにして逃げろって事ですか!!」
ベトラはそうだと告げる。
すべては兵長の指示だから。
オルオも、リヴァイが理由を話さないのは必要がないからだというのだ。
それを理解できないのは、エレンがひよっこだから。
黙って従え。
だがそのとき、ふと見下ろしたのは、自分の指。
そう、自分にはこの力があるではないか。
誰かに頼らなくとも、ひとりで戦える!!
今にも噛み付こうとした親指の付け根。
だがそれに気づいたベトラはいち早く制止の声をあげたのだ。
それが許されるのは、エレンの命が危険にになった時だけと約束したではないか。
だが、リヴァイは言う。
「お前は間違ってない。
やりたきゃやれ」
リヴァイには分かる。
エレンは本当の化け物なのだ。
誰もエレンの巨人をぶっ殺したいと言う気持ちを抑えることはできない。
意識を服従させることなど、誰にも出来ないのだ。
自分達の判断の相違は経験に基づくもの。
「選べ。
自分を信じるか、俺やこいつら調査兵団組織を信じるか」
自分の力を信じても、仲間を信じても結果は誰にも分からなかったからというリヴァイ。
どうするエレン!?
自分ひとりで戦うか。
隊の皆を信じるか。
「エレン、信じて!!」
ベトラの言葉に、リヴァイが出した巨人化したエレンの最終救出方法を思い出す。
重ねた実験と検証。
それは、
エレンの体を、うなじの肉ごと切り取ってしまえばいいと言う無茶なやり方。
それでも重傷を負ったとしても、手足はとかげのように生えてくるのだろうというのだ。
気持ち悪いって、リヴァイってば容赦ない言い方~(><)
だが、それが確信を持って必ず生えてくるという話ではない。
ほかの方法はないのかというエレンに、目を細め、険しい表情をみせるリヴァイ。
「腹をくくれ。
俺たちも同じだ。
お前に殺される危険がある。
だから安心しろ」
実験していいのかと、命をかけることにも高揚を隠せないハンジ。
そして、エレンの巨人化、そしてその対処についての実験をすることに。
枯れ井戸にエレンを封じ、そこで巨人化してもらう。
待機した状態で、あがった煙弾を見て、自らの手を噛んだエレンだったが・・・。
なんと、
巨人化できなかったのだ!!
何故~!?
しかも噛んだ手の傷すら治らないという結果に。
これにはエレン自身も驚きを隠せない。
だが、これではウオールマリアの奪還など出来る話ではない。
「命令だ、なんとかしろ!!」
無茶な要求だけど、こればっかりはエレンもどうすればいいか分からないわけで・・・。
落ち込むエレンを励ます先輩兵士たち。
オルオは
「ま、思ったよりお前は人間だったって事だ」だって。
おお、いいこと言うじゃん♪
しかも皆落ち着いているのだ。
それが理解できないエレン。
その時、コーヒーを飲もうと持ち上げたスプーンを、痛みから落としてしまったエレン。
それを拾おうとしたその時。
突然爆発が発生。
そして・・・
なんとエレンは中途半端に腕だけ巨人化してしまったのだ!!
何故今頃と焦るエレン。
「落ち着け」
そう言ってくれたのはリヴァイ。
だが、それはエレンに向けたものではなかったのだ。
「落ち着け。
落ち着けと言ってるんだ、お前ら-------」
エレンを囲むようにブレードを抜いたベトラたちが立ってたのだ!!
何故今、許可もなくやった!
人類に敵意がないことを証明してみろと言い出す先輩兵士たち。
彼らの敵意を向ける眼差しにおびえるエレン。
そんなエレンをかばうように立つリヴァイ。
次々と罵られ、頭が回らない。
それを黙っててくれと叫んでなんとか制止したエレンだったが・・・。
そこへやってきたハンジの興味津々な顔と嬉しそうなはしゃぎっぷりがこの場を救う。
巨人化した腕に触れていいかと、それに触れて熱さのせいで腰を抜かすも、めちゃめちゃハイなハンジ。
巨人オタクにはたまらない状況のよう。
空気読めないのか、読んでるからこそのこの行動か・・・。
エレンがそれで救われたのは事実。
なんとか腕を引き抜き、転がり落ちたエレン。
「気分はどうだ?」
そう告げるリヴァイに、ぐったりと肩を落とすしか出来ないエレン。
「あまり・・・よくありません」
知らなかった。
自分があんなに信用されていなかったとは。
向けられた敵意が怖かったエレン。
だがそれを当然だというリヴァイ。
最悪を想定した非情な決断。
だが、それを何とも思わずやっているわけではないと、兵士たちを労わるリヴァイ。
皆抱えるものが多すぎる。
それを瞬時に選ばねばならないのが調査兵団の兵士なのだ。
生き残るために---------!!
さて、ハンジが今回のことから推測した結論は・・・。
今までは巨人化する明確な目的があった。
それを指摘。
今回巨人化した腕の先では、しっかりスプーンが握られていたままだった。
だから漠然と巨人化しようとした実験では巨人化出来なかったのだ。
つまり
エレンの巨人化には自傷行為と目的が必要という事なのか。
だからそれに必要だった腕だけが巨人化したと。
でも、それがスプーンを拾うという目的で発せられるとは・・・。
何なんだと呆然となるエレン。
だが、この話を聞いたリヴァイ班の兵士たちは、エレンが意図的に許可を破ったわけではないという事を知る。
すると皆は目配せして頷きあい、エレンを受け入れると・・・
自分たちの手に噛み付いたのだ!!
痛い。
これを噛み切るのか?
すごいと言うエルド。
これは判断を間違えた自分たちへのささやかな代償だという先輩たち。
「だからなんだって話だ」
自分たちは臆病だった。
だが、これからもエレンを頼るし、頼ってほしいと・・・。
「だから、私たちを信じて」
その言葉を思い出したエレン。
エレンの決断は-----------。
「進みます---------!!」
犠牲を出しても、前に進むことを選んだ。
兵長を信じて、すべてを託して。
彼らを信じて---------!!
加速する女型の巨人。
このままでは踏み潰されてしまう。
それでも!!
その時、駆け抜けたリヴァイ班の後を追って、今にも女型の巨人の腕がエレンに伸びようとした瞬間、エルヴィンの
「撃てぇぇ!!」の声が響く。
次々と発せられる無数の獲物返しがついたワイヤー。
それを張り巡らせることで、女型の巨人の生け捕り成功したのだ!!
走り去るリヴァイ班の兵士たちも、これが調査兵団の実力だと、捕獲を喜ぶも、まさかのタイミングでの攻撃と、成功にまだ半信半疑と言った所か。
戸惑う感じが逆にリアルだったわ。
そしてリヴァイはここから一旦別行動だと、立体起動に移れと指示を出し、エレンを任せたと、自らはエルヴィンの元へ向かう。
エルヴィンの目的は最初からここで巨人を生け捕ることだったよう。
いつの間にそんな計画をって話だよ。
だが、後方支援がなければここまでたどり着けなかった。
彼らのおかげだと、仲間の死を悼み、感謝するリヴァイ。
「彼らのおかげで、こいつのうなじの中にいる奴と会える」
リヴァイもやはりこの女型の巨人がエレンと同じ人間だということを察していた。
だからうなじに人間がいるのであろうと・・・。
次回その真実が明らかになるのか。
多くの犠牲を出した女型の巨人の生け捕りは、大きな意味をもたらすだろう。
だが・・・これがすんなりいくか・・・って話だよなぁ。
次回はエルヴィンの腕の見せどころ?
リヴァイとの連携が華麗すぎだもんなぁ。
これはなんか思わずにやりとしちゃったわ。
エンドカードが狙いすぎだぁぁぁ!!
女性陣のウエディングドレス姿って(><)
ま、かわいいからいいけど♪
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