テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
クリスマスに聴きたい名曲 ~その1~ 気がついたらクリスマスは目の前。そんなわけで、クリスマス・ソングについて書こうと思い立ったわけだけれども、今日は既に23日。なので2~3曲しか紹介できないかもしれないがご容赦を。 とりあえず、第1回の今回はイーグルスの「二人だけのクリスマス」。原題は「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス(Please Come Home For Christmas)」、直訳すれば"クリスマスは家に帰ってきて"の意で、クリスマスが宗教行事になっていない(祝日になっているわけでもない)日本では、世の働くお父さんたちには痛いタイトルの曲かもしれない(笑)。 この曲は1978年にイーグルスがシングルとしてリリースし、米チャートでは18位にランクインした。時期的には1976~77年にかけての「ホテル・カリフォルニア」(アルバム・シングルとも)のヒットの翌年という状況で出されたものだ。ドン・ヘンリー(「ホテル・カリフォルニア」のヴォーカルもとっていた)の哀愁的な歌声とリズム・アンド・ブルースの要素をうまく取り込んだ演奏が印象的で、筆者にとってはクリスマス・シーズンの定番曲だ。 ちなみに、この曲は彼らのオリジナルではない。もともとはチャールズ・ブラウン(1922年生、1999年没)というブルース・ピアニストおよびシンガーが60年代初頭にオリジナルとして発表したものである。鐘の音が印象的なブラウンのオリジナル・ヴァージョンは、9シーズンにわたって毎年のようにクリスマス時期になるとチャートインし、1972年には全米No.1に輝いている。 イーグルスがこの曲をカヴァーしてからは、様々なロック系アーティストにもカヴァーされるようになり、例えば、ジョン・ボン・ジョヴィ(ボン・ジョビのヴォーカリスト)もこの曲をシングルとして発表している。 [収録アルバム] Eagles / Please Come Home For Christmas (二人だけのクリスマス) (Maxi CDシングル) その他、クリスマス向けの各種オムニバス盤に収録。 参考(前後の記事のリンク): クリスマスに聴きたい名曲~その2~ ジョン・レノン&オノ・ヨーコ「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」へ クリスマスに聴きたい名曲~その3~ バンド・エイド「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」へ クリスマスに聴きたい名曲~その4~ ワム!「ラスト・クリスマス」へ ランキング投票: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年12月24日 08時27分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[洋ロック・ポップス] カテゴリの最新記事
|
|