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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2010年07月29日
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名曲カヴァーの特大ヒット


 クラブ・ヌーヴォー(Club Nouveau)は1986年にカリフォルニアで結成されたR&B系の5人組ポップ・グループ。クラブ・ヌーヴォーの“ヌーヴォー”とは、ワインのボージョレー・ヌーヴォーという時の“ヌーヴォー”と同じで、フランス語で“新しい”を意味する。同グループは1986年に最初のアルバム『ライフ、ラヴ&ペイン』を発表し、翌年シングルとしてカットされて大ヒットを記録したのが、この「リーン・オン・ミー(Lean on Me)」である。

 「リーン・オン・ミー」はもともとはビル・ウィザーズという米国のシンガーの作で、1972年に全米1位のヒットを記録した。クラブ・ヌーヴォーはその曲をリメイクしたわけだが、その前後にも数多くのアーティスト(例えば1985年にアル・ジャロウ、1994年にマイケル・ボルトンなど)がカヴァーしている。

 正直、サウンドの作りとしては80年代っぽさが強い。今の耳から聴くと、きらびやかさを強調し過ぎなきらいがある。原曲の素朴さというか素直なメッセージ性は少し姿を変えてしまっているが、その分、ソウル/R&B系らしいグルーヴ感がしっかりと出ている。要するに、何となくカヴァーしました(これを称して“何ちゃってカヴァー”、音楽業界には結構多いと思う)というノリではなく、明確なコンセプトというか独自性をもってカヴァーしたからこそ、ちゃんと聴衆に受け入れられ、結果的に、原曲同様に全米ナンバー1のヒットに輝いたということなのだろう。

 とまあ、真面目に述べてはきたものの、実は筆者が最初にこの曲に触れたのがクラブ・ヌーヴォーのヴァージョンという思い入れもある(当時、筆者にとってリアルタイムではなかったビル・ウィザーズの原曲はまだ未知だった)。その点からすれば、数多くのアーティストにカヴァーされている「リーン・オン・ミー」という曲を知らしめてくれた曲でもある。クラブ・ヌーヴォー自体は、一発屋気味で、その後はさほど大きなヒットに恵まれていないが、この曲を教えてくれただけでも筆者は十分感謝している。




[収録アルバム]

Club Nouveau / Life, Love & Pain (1986年)




 
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