テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:動画紹介
スプリングスティーン曲の名カバー(その2)
さて、唐突に不定期更新のシリーズにしてしまった“ブルース・スプリングスティーン曲の名カバー”の第2回です。このテーマなら絶対に外せないと、ひそかに個人的に思っているこの曲。FGTH(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド,Frankie Goes To Hollywood)による「明日なき暴走(Born To Run)」です。 FGTHって何者?という方のために、一応確認しておきますが、1980年代前半にセンセーショナルに登場したイギリスのニュー・ウェーヴ・バンド。性描写を含む「リラックス」という曲のヒット、米ソ冷戦というシビアなテーマの「トゥー・トライブス」という曲(そう、時は米ソが向かい合っていたど真ん中で、同時期にはスティングのこんな曲もありました)、メンバーによるゲイのカミングアウトなど、話題性満載の彼らでしたが、往年の有名ロックンロール・チューンである「明日なき暴走」(1975年の同名アルバムに収録)を見事にやってのけたように思えます。 ちなみに、以下はライヴでの演奏シーン。その当時は“ライブではテープを流すだけで演奏もできない”、“所詮、トレヴァー・ホーン(彼らのアルバムのプロデューサー)の操り人形”などと揶揄されたりもしました。まあ、確かに演奏がうまいとはいい難いのかもしれませんが、このパワーと勢いはやはり彼ら固有のものだったのでしょう。 いかがでしょうか。私としては、有名曲のアレンジを守りつつも元の雰囲気を見事に崩し去ることにうまく成功しているように感じるのですが。 [収録アルバム] Grankie Goes To Hollywood / Welcome To The Pleasuredome (1984年) [関連記事リンク] スプリングスティーン曲の名カバー(その1:ジョン・ウエズリー・ハーディング) スプリングスティーン曲の名カバー(その3:ニルス・ロフグレン) スプリングスティーン曲の名カバー(その4:マンフレッド・マン) スプリングスティーン曲の名カバー(その5:ナタリー・コール) スプリングスティーン曲の名カバー(その6:グレッグ・キーン) スプリングスティーン曲の名カバー(その7:エルヴィス・コステロ) スプリングスティーン曲の名カバー(その8:ジョン・メレンキャンプ) スプリングスティーン曲の名カバー(その9:デイヴ・エドモンズ) スプリングスティーン曲の名カバー(その10:ザ・バンド) 【送料無料】【輸入盤】 Welcome To The Pleasuredome [ Frankie Goes To Hollywood ] 【Joshin webはネット通販1位(アフターサービスランキング)/日経ビジネス誌2012】【送料無料】明日なき暴走/ブルース・スプリングスティーン[CD]【返品種別A】 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[動画紹介] カテゴリの最新記事
|
|