[Day 07] STOCKBRIDGEを楽しむ第二日目<7日め>米国を訪ねて7日め。 そしてストックブリッジへ来て2日め。 この日はあまり天気が安定せず、雨時々曇り→豪雨→曇り→晴れ→曇り時々雨という天気。 今日はたまりにたまった洗濯物の洗濯と乾燥と、Tanglewoodでのコンサートへ行くのが主な目的。 昨晩は息子用に用意してもらったミニベッドで父ちゃんは寝た(T T)。 またも、フカフカの大きいベッドは妻子に取られた。 しかも、夜に日記を書いている姿勢(朝は横になっていた)のまま寝ていて、24時前に目覚めたのでシャワーを浴びて再び寝た。 朝7時すぎに起こされて、朝食を食べに部屋がある2階から1階へ降りて行く。 既に他のお客さんが食事をしていて、挨拶をしてJoannnaさんから朝食の説明を聞く。 手製グラノーラ、Stockbridgeのベーカリーのパンやイングリッシュマフィン、紅茶マフィン、などを各自取る。 料理は、フルーツブレックファストで、パイナップル、ブルーベリー、バナナ、キウイがメイン。 素敵な洋食器を使っていて良い感じ。食事中に、Joannaさんから他のお客さん(常連さんと思われる)へ「日本からのお客さんで、ててじゅんさんとせろゆみさん、そして、えーと・・・息子さんの名前が言いづらい(発音が難しい)のでなんだったかしら」と言われたので、息子は"Ry"で始まる音なのため"Li"での発音でもOKと伝えてなんとか言えたようだった。妻から、息子の名前に使われている漢字の意味を説明。 朝食後は、洗濯仕事。 Stockbridge街中の郵便局近くにある、昨晩に夕食した"Michaels of Stockbridge"裏にコインランドリーが有るのでそこへ行く。 初めそのコインランドリーへ行く前に車をメインストリート(という名前のメインストリート)のThe Red Lion Inn前へ停めて、コインランドリー傘を指しながら行ったが、コインランドリー敷地内に利用者用駐車場が有ることに気付いたので、そのまま洗濯を開始し車をそこへ移動させた。 この日は朝食中に雷が鳴り出し、大雨となってしばらくしたら小降りになったのだが、洗濯中にコインランドリーで待っていたら再び雷雨になった。 コインランドリー自体は、日本のそれとさして変わらず洗濯機と乾燥機で分かれており、洗濯機が8台くらいで小型が3つ、中型が3つに大型が2つ、そして乾燥機が6つ。 洗濯洗剤販売機と両替機もあり。両替機は、$20, $10, $10, $5 の紙幣が利用可能。 大型洗濯機は$4.75、洗剤は別売り。 乾燥機は25セント/5分。 都合、1ドル使用。 今回、紙幣が$20しかなかったのでそれを両替したら、25セント硬貨×80枚のコインが、パチンコ玉のようにジャラジャラと・・・(T T) 洗濯乾燥中はiPhoneアプリの漢字読み書き練習で時間をつぶしたり、雷雨の様子を撮ったりして過ごす。 誰か、入れ墨した怖いオッサンが来ないか少しビビっていたが、誰も来ること無く過ぎた。 11時半頃に乾燥が終わり、B&Bへ戻る。 ちなみに、このコインランドリー内の張り紙に「両替で問題があったら"Michaels of Stockbridge"へ聞いて」と書いてあった。 B&Bへ戻り、出かける準備をしてTanglewoodへ向かう。 ここで"Conroy's B&B"からの道路を、突然詳細に案内。地図はこちら。 車で国道7号を北上し、国道20号を左折してすぐにWalker St.との交差点になるのでそこを左折しRoute 183へ。 すぐにLenoxの街中に入るので、右カーブになり始めのY字路を左へ入り、すぐに左折させられる。音楽祭の時は直進ができないようで、警備の人が立っていて、駐車場方面へ案内される。 左折すると、Old Stockbridge Rd.に入るのでそのまま道なりに300mくらい進み右折し、Hawthorne St.へ入る。2Kmくらい道なりに走ると、West Hawthorne St.とのT字交差点になるので右折すると、500mほどで左に大きな駐車場が見えるので、そこへ入る。 ボストンやニューヨークからの案内はこちらにあります。 Tanglewoodの地図はこちら。 駐車場は巨大であったが、早めにいったので比較的近いところへ停められた。駐車場は舗装されていないので注意。 ゲートでチケットをもぎり、Kid's Cornerへ行き、フェイスペイントや工作のコーナーが有った。 息子はフェイスペイントには強く拒否。 工作コーナーでは、紙を使った指揮者人形作りをして、息子はこちらが楽しかったようだ。 人形作りを終えて、少し遅い昼食を摂るために、カフェコーナーへ向かう。 向かう途中にホール(Shed、シェッド、というそうだ)を抜けて行くが、今日の天気では屋根付き席で良かったと思った。 チケットは、出発前の日本で妻が手配を既にしていた。 カフェは、チーズバーガーのコンボ(ポテト付き)を注文。ポテトは息子へ譲る。 しかし、米国に来てすでに丁度一週間。米も食べず、和食を全く口にせず、多くの日本人旅行客がよく言うように「和食を食べたくなる」となる日が全くこないのは、異常なのか俺? 正確には、「Woodbury Common Premium Outlets」のフードコートで息子が注文したが残したサーモンのすしを食べたくらい。これは醤油がえらく薄くて、味がしなかったという寿司2個のみ。味噌汁も飲んでいないことにこの日記を書くまで気付いていなかった。 食事をして、そうこうしているうちに開演15分前の14時15分に鐘が鳴り響き、急ぎ片付けをして席へ向かう。 座席はSection 17で、ステージを見て左側のH列。ここのSection番号付けが面白くて、ステージを見て扇形の座席エリアは右からSection 2なのだが、ステージを見た中心から右側が偶数Section番号のみ、左側が奇数Section番号のみという分け方。この発想、面白い。 客層は椅子席のほとんどが、定年以後世代が多いと感じた。日本人やアジア人の比率が極端に低いように思えた。 座席は木製で、背当てと座面が巾50mmくらいの木を横に渡している作りで、座布団が欲しかった。固いです。 どこかで有料貸し出しもあるようです。というのも、Tanglewoodのロゴ入りクッションを持っている人を見かけたから。 時間になり始まる。 ボストン交響楽団(BSO)は日本で聴いたら何万円もするチケットのようで、しかも取りにくいようだが、ここは半屋外(屋根付き)で気軽に$22で聴くことができるなんて、素晴らしい。 演奏が始まり、しばらくすると息子がウトウト。2列前のおばさんも舟を漕ぎ出す。 そのうちに自分もウトウト・・・・。 ピアノの旋律が脳へとても気持ちの良い響きとなってα波が出まくっていたのだろうか。2曲終了時点で15時半少し前。ここで休憩。1曲が長いのだ。 2曲目終了後の拍手、スタンディングオーベイションは、アメリカらしいとても賑やかなものであった。 休憩が終わり、オペラ歌手4人とコーラスの人(ざっと50人以上)が入場。一部めとは雰囲気が変わった。 しかし、息子も自分も、再びその気持ちの良い音楽に、気付いたらウトウト・・・。体も脳も、もし素直に受け付けない音楽であったならばこんなにも早くウトウトしないはず。 「心地よい」の一言が素晴らしさを表していると思うのだが、妻曰く「勿体ない」だと・・・。 16時半少し前に終了し、ゲートへ向かう。陽はまだ高い。 駐車場へ向かう間に、ホール(シェッド)を背にして撮影したり、景色を撮ったりした。 車で出発して、Stockbridgeの街中へ夕食のために向かう。 日曜日夕方ということもあり、多くの駐車車両があるものの空きも少しあり、教会近くに停めた。 この町の公共駐車場は道路脇にあり、車は頭から斜めに停めるように作られて、無料である。 町の中心を貫く「メインストリート」という名前のメインストリートはこのような駐車場だが、エルムストリートは道幅が少し狭いので道と平行に停めるスペースと斜めに停める駐車場が混ざっている。 今日の夕食は、昨日満席で入れなかった「Once Upon A Table」へ行った。 注文したのは、牛肉ステーキ(野菜とマッシュポテト付き)、マカロニグラタン、シーザーサラダ。息子は、オレンジジュース、妻は赤ワイン。 食べ物が少ないように思えるが、ここはアメリカ。ドカッと出てくること前提に、日本人にとって注文しすぎない、ことにした。 まず始めに来たのがサラダ。チーズがたっぷり入っていて、とても美味しい。クルトンが手製なのか、大きめであった。 牛肉ステーキは、厚さが50mmくらい、直径が100mmくらいの塊肉で、ミディアムレアの注文どおりに大変美味しく焼いてあった。 少し値段が張った品であったが、日本人であればシェアをして丁度くらいの量である。 ここでもやはり、何度もテーブル係の人が「美味しいか?」と聞いてくる。この旅を始めて以来、このように聞いてくる店で不味かったためしが無く、また「あまり・・・」ということもなかったので、もしそうだったのであれば、どのように対処してくるのか、と疑問を持った。 食後のデザートは、妻がバニラアイス、息子がブラックチェリーチャーベットを注文。自分はお腹一杯であったので、それぞれの味見をさせてもらったが、どちらもとても美味しかった。 気になる会計金額だが、実は良心的。デニーズで夕食を食べたくらいの金額なので、えらく高いということもないが、いい値のほうであった。 食べ終わった時点で、時はまだ19時少し前。サマータイムということもあり、まだまだ明るい。 メインストリートを少し散策して、B&Bへ戻った。 メインストリートでは、The Red Lion Innの土産物屋(?)、雑貨屋さん、他はウィンドウショッピングをした。 ひとつ上の画像の左下あたり拡大した画像。日本語でも書いてあったのですが、気になったので撮りました。 この葉っぱ、メインストリートにあるたくさんの樹のもの。樹の名前がわからず・・・。 さあ、明日はとても気に入ったこのStockbridgeを離れてボストンへ移動する日、とこの時は全く疑いもなく予定して、スケジュールにもそう書いていたのだが・・・・ハプニングがあるとは。
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