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2007年10月12日
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カテゴリ:政治問題
 沖縄戦で起きた「集団自決」に日本軍が関与していなかったかのような教科書の記述変更に抗議して、沖縄では大規模な集会が開かれました。その集会に関連して、沖縄出身者である主婦は6日の朝日新聞に次のような投書をしています;


 私は沖縄本島の読谷村(よみたんそん)で生まれ、高校を卒業するまで住んでいました。沖縄戦で米軍が上陸した読谷村にあるチビチリガマという壕(ごう)では、日本軍が住民に集団自決を強いて多くの命が失われました。

 住民の隠れている壕の中に入ってきては食料を奪い、泣く子どもがいればその親に殺させる。そんな衝撃的な話を現場に居合わせた人たちから聞き、幼い頃は夜も眠れませんでした。

 日本軍が住民に「集団自決」を強制したとの記述が教科書検定で削除され、撤回を求める県民大会が開かれました。多くの人が集まった映像を見て、私は悲しみと憤りでしばらく涙が止まらなくなりました。

 私は本土の人と結婚しましたが、沖縄では本土に嫁ぐことを今も反対する人がいます。集団自決が日本軍に強制されたことは沖縄では常識です。大勢の住民を手にかけた日本軍への憤りは今も沖縄の人たちの心から消えていません。

 沖縄戦で何が起きたのか正しく伝えるべきです。


2007年9月6日 朝日新聞朝刊 12版 17ページ「声-憤り消えない日本軍の強制」から引用

 「集団自決」については、日本軍の関与を否定したい人たちが、役所が遺族に年金を出す都合上軍が関与したカッコウにしただけのフィクションだなどという者もいるが、議論を矮小化して歴史を改ざんすることは許されない。軍の関与を否定する者たちの目的は、国民の意識から過去の侵略戦争の悲惨さを払拭し、憲法を改悪してこの国を再び軍備させることである。これを「悪だくみ」と言わないとすれば、ほかになんと言うだろうか?







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最終更新日  2007年10月12日 19時34分10秒
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