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2008年10月22日
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カテゴリ:政治問題
 麻生首相が官邸で記者団から過去の戦争観を問われ、うっかりか故意か「大東亜戦争」と発言したことが、1日の朝日新聞に報道されている;


 麻生首相は30日、首相官邸で記者団から過去の戦争観を問われ、「日清、日露(戦争)と、いわゆる大東亜戦争、第2次世界大戦とは少し種類が違うと思う」と語った。首相は「明治憲法以来約120年。日本の歴史として誇れる歴史もあれば、誇れない歴史もある」との考えを示した。

 「大東亜戦争」は当時の政府が決めた正式呼称だが、戦後、GHQ(連合国軍総司令部)が公文書での使用を禁止。教科書では「太平洋戦争」「第2次世界大戦」の呼び名が一般的になっている。

 河村官房長官は30日の記者会見で「首相は吉田茂元総理の薫陶を子どものころから受けており、教育勅語をそらんじることができる我々同じ世代の唯一の国会議員だ。第2次世界大戦を当時の大人たちが大東亜戦争と表現していた。そういうことかなと思う」と語った。


2008年10月1日 朝日新聞朝刊 14版 4ページ「『大東亜戦争』首相が表現」から引用

 戦後教育で育った者からみれば、十五年戦争を「大東亜戦争」と呼ぶのはマニアックな右翼思想の持ち主である。欧米の植民地と化したアジアを解放するための戦争だったと言いたいのである。しかし、それは建前に過ぎず、本音は欧米列強に代わってアジアを支配するつもりであったことは歴史が証明している。日清日露の戦争と「大東亜戦争」が種類が違うとは、どのような意味か、麻生氏の「歴史観」には興味を感じる。日清日露の戦争は、朝鮮や中国東北部を支配下に置くのに邪魔だった当時の清国やロシアと戦争をしたのであり、日中戦争は領土拡張が目的の侵略戦争にほかならない。つまり、日清戦争から十五年戦争の敗北まで、わが国は一貫して欧米列強の真似をして帝国主義政策をとっていたのだと、私は考える。それにつけても、このまま麻生政権を放置すれば、麻生氏自身の口からどんな放言が飛び出すか、わかったものではない。国益に響かないうちにさっさと政権交代を実現するべきだ。








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最終更新日  2008年10月22日 20時05分44秒
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