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2009年07月20日
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カテゴリ:政治問題
 労働社会学が専門の早稲田大学教授、河西宏祐(かわにしひろすけ)氏は、1950年代の労働組合が自ら闘って労働条件の改善を勝ち取った時代の記録映画を上映していると、6月23日の朝日新聞が紹介している;


 失業率が上がり、非正規社員は事実上解雇され、春闘でも賃上げゼロ。「こんな時代だからこそ」。戦後間もないころから1960年前後の労働組合の活動を記録したドキュメンタリーばかりを、毎月第2土曜日に東京都新宿区の早稲田大学で上映する。

 フィルムは、労組などから借りてDVDにした。大量解雇に反対し大規模な闘争を展開する国鉄労組を描いた「驀進(ばくしん)」や、全日本海員組合が解雇反対闘争として大規模なストに踏み切った「戦標船改E」などの作品を紹介する予定だ。

 専門は労働社会学。現場の聞き取り調査を中心にした研究スタイルと学生の自主性を重んじる講義で受講者の人気は高く、ゼミ参加希望者は定員の10倍にもなる。記録映画の存在を知ったのも、労組の聞き取り調査をしていて。「われら電気労働者」だった。最低生活保証給などの賃金制度を確立した日本電気産業労働組合(電産)と、労働組合映画協議会が47年に制作した。

 その中の、労組員と大臣のはげしいやり取りの迫力と、よりよい社会を目指す熱気に感動した。親類に故黒沢明監督の作品などに脚本を書いた橋本忍氏がいて、学生時代から映画に興味があったことも手伝い、上映することを思いついた。

 上映会は10月までで入場無料。「働く者が社会を動かし、地域を巻き込んで活動していた時代があったことを知ってほしい」       文・高木和男 写真・高山顕治


2009年6月23日 朝日新聞朝刊 14版 2ページ「ひと-こんな時代にこそ、労働映画の上映会を続ける早大教授」から引用

 かつて労働組合は活気があった。これからの労働者も、闘うことを学び人間としての権利を享受するべきである。








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最終更新日  2009年07月20日 18時54分54秒
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