千葉県習志野市の読者は、原発事故のせいで趣味の家庭菜園ができなくなったことについて、１５日の東京新聞に投書して次のように訴えている；

　東日本大震災、東京電力福島第一原発の事故から１１カ月がすぎました。私は毎年、猫の額ほどの畑にさまざまな野菜を栽培しています。

　昨年は放射能のことを考えて、ソラマメ、ジャガイモは収穫前に抜根。タマネギも収穫後に全部廃棄。トマト、キュウリは手入れもせずに、廃棄しました。

　現在は何も植えず更地の状態です。先日の新聞に、食品中の放射性セシウムの新たな規制値が設定され、４月から適用されるとありました。

　野菜などは従来より規制値が厳しくなっており、春、夏野菜の種まきをするかどうか迷ってしまい、自身のストレスがたまる一方の毎日です。

２０１２年２月１５日　東京新聞朝刊　１１版Ｓ　５ページ「発言－畑の野菜も原発の被害」から引用

　これは実際、こまった問題です。近隣の農家はどうしているのか、相談してみてはどうでしょうか。あるいは、ＮＨＫテレビの家庭菜園の番組にメールして相談というのも、いいかも知れません。