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2015年10月16日
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テーマ:ニュース(99375)
カテゴリ:政治問題
 安保関連法が「法案」として国会で審議されていた先月、「しんぶん赤旗」には元自衛官の率直な意見が掲載されていた。元第5戦車大隊、陸自2曹の末延隆成さん(53)は、9月13日の「しんぶん赤旗」で次のように述べている;


 私は戦車部隊の補給陸曹でした。戦車は弾や燃料がなくなっても前線に残る。「安全な場所で」といって補給のたびに後方に下がっていたら戦線に穴があきます。だから、ぼくたち補給部隊が前線まで持っていくのです。まさに武力行使と一体ですよ。

 補給部隊に弾が一発あたれば燃料が炎上し、弾薬は爆発します。だから補給活動はなるべく夜、音をたてない、光を出さない、敵に気付かれないようにやるのが基本です。しかし地雷や仕掛け爆弾は防ぎようがない。

 安倍首相は補給活動中にその場が戦場になれば休止、撤退すると言いますが、そういうときこそ前線には弾薬が必要です。そんなとき、米軍は自衛隊が逃げることを許すはずがありません。「後方は安全」と言うのは戦場を知らない人の話ですよ。

 自衛隊の存在意義はあくまで日本国民の命を守ること。ふりかかる火の粉をはらうことです。しかし、安倍首相は逆に米国の戦争に参戦することで隊員の命を危うくし、国民を報復テロの危険にさらそうとしています。

 日本共産党の議員が国会で暴露した、河野統合幕僚長の暴走にも憤りを感じます。

 自衛官には「政治的活動に関与せず」というルールがあります。ところが自衛隊制服組トップが法案もできていないのに、さも決まったかのように米軍責
任者に約束するなんて、大問題です。

 中谷防衛相はシビリアンコントロールの面からも「知らない」ではすまされない。真相を公表すべきです。公益通報者を弾圧するようなことなど絶対にあってはなりません。
(以下省略)


2015年9月13日 「しんぶん赤旗」日曜版 6ページ「戦争法案 元自衛官も怒る」から一部を引用

 安保関連法が施行されても自衛隊のリスクが高まることはないというのが安倍首相や中谷防衛相の見解でした。「後方は安全」というのが自衛隊を海外派遣するための絶対条件ですから、彼らはそう答えざるを得なかったわけです。しかし、実際に自衛隊で訓練を受け実戦の様子を専門的に研究した立場からは「後方は安全などというのは戦場を知らない人のいうこと」となります。こういう現場の声を、朝日や読売はもっと積極的に取り上げて国民の判断材料とするべきでした。この法律につては、安倍政権の退陣後、再度審議をやり直すべきです。





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最終更新日  2015年10月16日 16時16分18秒
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