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カテゴリ:政治問題
さいたま市議会は市民の言論・表現の自由を妨害する意図の条例を可決したと、10月17日の東京新聞が報道している;
2015年10月17日 東京新聞朝刊 12版 27ページ「市民活動の施設 直営に」から引用 今回さいたま市議会の自民党議員が条例を改悪して、市民が勝手に使えないようにした意図は、サポートセンターを「九条の会」が有効利用していることが気に入らないからである。口では「政治活動を規制する気はない」とか「一定の公平性が必要」などと言ってるが、それは表向きで、本音は「護憲運動を放置できない。なんとか妨害しなくては」である。この自民党議員のアタマでは、公平性とは市民活動サポートセンターを、「九条の会」だけではなく「自主憲法制定の会(?仮称)」にも有効利用してほしいわけであるが、この議員には気の毒であるが、私たちの市民社会には「自主憲法制定」を希望する市民団体など存在せず、右翼団体が憲法記念日に寄り集まって細々と集会を開く程度でこと足りているのであるから、さいたま市のサポートセンターを、護憲派と改憲派とどちらにも平等に使わせたいなどという発想自体が無理な話だ。やはり、市民の政治的意思表明は変な平等意識にとらわれず、自由に表明できることが肝心である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月24日 17時53分46秒
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