カテゴリ:一人映画部
実は、ヴィーンに留学中は、アパートの隣に大きな映画館がありまして、
いっつも、ポスターをチェックしていたものでした。 その時にやってたのが、 SAYURI 最近、やっとDVDを借りて、見てみました。 日本の芸者をアメリカ人が描いたと言う物なので、 オーストリアの家庭をアメリカ人が描いた 「サウンド・オブ・ミュージック」に通じるところがありますね。 この映画、製作はスピルバーグだそうです。 へ~~。 日本が舞台なのに、みんな、英語を話します。 主役のさゆりは、チャン・ツィイー(中国人)で、 たまに 「オカーサン」 とか、 「アリガトー」 とか、 カタコトの日本語が出てきたりもします。 まあまあ、外国人が描いた日本なので、 がたがた細かいことを言う気はないのですけど、 欧米人がイメージする日本と言うのは、 アジアン・ビューティー というような、大雑把なもので、 私たちの考える、 「美しい国、ニッポンッ!」 とは異なる気がします。 それと、ものすごく根本的な話ですけど、 私のイメージでは、芸者さんと言うのは、 もっと厳格な世界で生きているのじゃないか、 と思いますが、その辺りは、よくわかりません。 日本人なのに、日本の音楽とか舞踊とかに疎いのは、 なんとも、お恥ずかしい。 と、まあ、色々思うところはあるにせよ、 それなりに、おもしろかったです。 渡辺謙もかっこよかったし・・・。 最近、実は役所広司が好きなのですが、 明らかに、渡辺謙がかっこよすぎて、 良いとこを、ぜ~~んぶ渡辺謙に持って行かれてしまった役所広司が、 なおさら愛おしくなりました。 ↑ 渡辺謙が幼少時代のさゆりに「カキ氷」をあげるシーン。 カキ氷がなぜが、 アイスクリームのコーン に乗ってます。 いえいえ、いいんですよ、いいんですよ。 プリンに醤油かけたら「ウニ」の味がする。というような、 何か、特別な発見があるかもしれませんし・・・。 さゆりの方はたぶんイチゴ味だと思いますが、 渡辺謙の方は、何味? 気になります。この色・・・。 さゆりが踊る日本舞踊。 この踊りは高く評価され、さゆりはトップの芸者になります。 これって第2次世界大戦直前の日本なんざますが、 前衛的 すぎて、ついていけません。 幻想的。 と言うべきなんざましょか。 恋するあまり、気でも狂ったか・・・。と心配しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月11日 12時16分58秒
[一人映画部] カテゴリの最新記事
|
|