HAVE A NICE DAY

９月中旬から通い始めた歯科は１０月下旬から１０日間ほど改装工事でお休み。つかのまの小休止が終わって診療が再開。先代からの古くさい室内がおしゃれで機能的なインテリアに変わって明るく広くなった。玄関にはお祝いの蘭や花かご・鉢植えが所狭しと飾られていい香りでいっぱい。が、やはり通うのが嬉しくなることはない。

X線撮ると予想以上に大掛かりな治療が必要だとわかった。見かけは虫歯じゃないのに歯根が痛んでいる歯が２本あって、助からないのでいずれ取りましょう、と言われていた。で、いつになるのかと毎回ドキドキしていたのが、突然「今日取りましょうか？」と言われた。なんだか朝から胸騒ぎがしていたのだが・・・・

「簡単にできますか？」と我ながらアホな質問を返す。「いい年して恥ずかしいけど、怖いんですよ～！」と言うと、「そうでしょうね。年配の方でも診察室に入るたびに足がすくむとおっしゃいますよ。私達はなんともないんですけどね。」と大真面目に面白いことを言われる。先生は５歳年上で高校の先輩にあたる女医さん。言葉は穏やかだけど、治療はけっこう大胆なんだわ。

観念して抜歯をお願いする。注射液が入っていく感覚が気持ち悪い。痛くないと判っているんだけどゴリゴリきしむ音やヤスリで削る音が聞こえると、ぞぞっ。。。。　取れた歯は血まみれで２分割されていた。夜寝付くまで顔の左側がズーンと重かった。口腔内改造工事のヤマ場をひとつ越えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
＜今日の読書＞
暗いところで待ち合わせ／　乙一
容疑者　下／　マイケル・ロボサム　（読了）

＜今日の音楽＞
The Beatles ／　 Revolver