テーマ:今日のこと★☆(104579)
カテゴリ:health
福岡国際センターで開催の「日中薬膳・機能性食材博覧会」に行った。K子ちゃんのご主人がお勤めの大学(&上海中医薬大学)が主催している関係で入場券をいただいた。三日間の開催で今日は中日。お目当ては韓国宮中伝統料理の実演。 講師は韓福善さん。料理学院の院長で韓国国営テレビの料理番組に毎日出演していたという韓国料理の第一人者。お祖母さまは宮廷で王様の食事の毒見係(怖っ)だった方、お母さまは宮中料理の人間国宝で、「チャングムの誓い」の料理を監修したのはお姉さまという宮中料理一家。福福しいお顔の方で絶えずにこにこして笑顔が実によく似合ってよくお話になる。通訳の韓国人男性は途中で忘れて聞き直すこともたびたび。それでもにこにこの韓さんだった。 料理は薬食同源を基本にした冬の薬膳料理。「ドクダミと豚と卵の煮物」 「はと麦すいとん」 「蜂蜜湯(松の実、胡桃入り)」 とても簡単な家庭料理。薬膳という言葉はほんの最近できたもので、こういう料理は特別なものでなく極普通に家庭で食べていたという。試食したかった! 約100の出展ブースがあった。業務用がほとんどなので販売はしてなくて説明と試供品の配布が中心。新旧のサプリメントがいろいろ。サプリメントはあまりに増えすぎてついていけない。ラクトフェリン、グリシンは初耳。クロレラ、スクワラン、鮫生肝油、ビヒダス、オリゴ糖、ヨード卵のおかゆ、テンペ、ソイジョイ、スパイス、野菜ジュース、青汁、アセロラ、黒酢、寒天、有機栽培コーヒー、低塩食、薬酒、黒米、雑穀米、塩・・・・いくら体に良いといっても不味いものは食べたくないという現代人の贅沢なニーズに応えて美味しく食べやすく加工されている。 四日市の九鬼産業という胡麻油のメーカーの人に「白胡麻油はご存知ですか?」と訊かれて、「はい、関根のを使ってますが・・」と答えると、「ぜひうちのと比べてみてください」と言って展示品から1本取ってこっそりくれた。これも関根と同じく圧搾法で作ったもので美味しそう。しかも、お値段はずっと安い。 どっかの食品メーカーのブースにアロマキャンドルがあって、「これも製品ですか?」と訊いたら、「いえ違いますが、どうぞ」と3種類もくれた。今年のクリスマスはこれでいこ。すると、近くにいたおばさんグループが駆け寄ってきて「ワタシにもちょーだい!」とすかさず要求。それはいいんだけど、もらった後で「これ何?なんに使うの?」と全然わかってない。アロマよりもお線香が似合いそうなおば様方。とりあえずもらえる物は何でももらっておくという貪欲さは生活の向上につながるのかもしれない。 試食&試飲でおなかいっぱいになって、2階のフードコートで食べるつもりが何も入らなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <今日の読書> テレビ標本箱 / 小田島隆 <今日の音楽> Green Day / American Idiot お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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