山崎豊子さんの華麗なる一族の初版は昭和55年
偉大な作家、
山崎豊子さん。
1924年の1月2日生まれ。
京都女子大の国文科の卒業。
毎日新聞社では、
井上靖さんのもとで記者としての
訓練を受けたとか。
山崎さんの文章はとても読みやすい。
いま、華麗なる一族を、
ふたたび。
少し前に、TVで人気になった
半沢直樹を思い出しました。
業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、
都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。
長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、
上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、
その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。
不気味で巨大な権力機構「銀行」を徹底的に取材した力作。