友人Yがお送りする「先生と私のくだらない話」~~!! “すがすがしい認識”(後半)
(続き)Y:「ビバ思春期ですね。」先生:「だね(笑)。確かに思春期辺りってそういう時期だよね。よーく思い出してみたら、悪口言ってる子、多かったでしょ?人のこと一生懸命バカにする子も。」Y:「ですね・・・。」先生:「みんな必死だったってことよ。だから前さ、言ったかもしれないけど、「悪口、噂話」っていうのは本当に「悪」か、というとそうでもないかもしれないのよね。自分を保つのに必死だったり、自分の中身がはみ出ないよう、バレないよう必死で闘ってる証拠でもあるわけ。しかも必死ってのが バレるとかっこ悪い から、バカにして笑ってみたり、かわいそうだな、惨めだなと、他人を蔑んでみたり・・・。これを意識的にじゃなくて、ほぼ無意識でやってるわけだから、IQの高い人間って生き物は、本当に面白いと思う。もちろん、意識的にやってる人もいるけどー。」Y:「ぬお~~!!先生!!面白いっす」先生:「面白いよねぇ。そしてこれを知ってるだけで・・・っていうか、人間の心理をちょっと理解しておくだけで、もし自分が誰かに悪く言われても、すごーく落ち着いていられるのね。」Y:「先生・・・あんた学生の時、本当~~にババくさい と思ってましたけど、つまりあの時にはもうすでにこのシステムみたいなの知ってたってことですか?」先生:「専門的なことを知ってたわけじゃないのよ。実は幼少時代にすでに味わってたのね。自分の中のドロドロを味わったっていうか・・・だから学校の中で起こることなんて大体“なんでそうなってるか”っていう答えを知ってたみたいな・・・この話はまた今度ね(笑)。」Y:「ですね。何か怖いです。しかも先生、場数踏んでますからね。」先生:「人をレデ○ース総長みたいに言わないでよ。」Y:「(爆笑)」先生:「でも大事なのは、こうして人のことをあれこれ推測したり、分析したりする前に、まず自分のことを知る事だよね。そうすると、さっきみたいに自分から逃げようとしなくなるから。そのための自問自答なわけで。」Y:「はぁ。簡単に言うと、かっこ悪くならないためですね。」先生:「そうです。脱思春期!です(笑)で、話が元に戻るけど、『私は○○です。』と強く認識したら、大きく深呼吸して、『そーかぁ。私ってそうなのかぁー。 』と青空でも見てみましょう。」Y:「はぁっ? 」先生:「こういう“シチュエーション”って大事です。空でも、海でも、何でもいいんですけど、コツは“自分より大きいもの”を眺めながら、自分の中の見たくなかった部分を認める。」Y:「部屋の中とかじゃダメですか?」先生:「いいけど、部屋の中なら、窓から雲でも見てください。自分が生まれる前からずっとあった空とか、人間の手の届かない雲とか、考えられないほど広い海・・・とか、そういうものとね、ふわっと向き合うの。つまりそこに周波数を合わせる。自分がどういう状態にあっても、空や雲や海や草原や大木は、ずっと静かにそこにあって・・・何て言うの、もうレベルが違うんだよね。どうあがいても勝てなくって、しかも向こうは勝ち負けなんか気にしてない、ただそこにあるだけっていう、こう・・・静かな存在っていうの?そこと向き合うと、本当~~に謙虚に、穏やかぁーに自分の中の見たくなかったところを認められます。」Y:「せせせんせぇーーー!話が広くなってますぅ~~」先生:「いや、本当~~にそうなんだって。ちいさぁ~い事でちまちま怒ってる時もね、本当に広いものを眺めると、自分の愚かさとかそういうの全部『わぁ~♪そぉでぇーす♪ 』みたいに認められるよ。この『認める』っていうのが、またすっごく気持ちいいの。」Y:「えっ!?本当ですか?」先生:「うん。さぁーっとこう・・・難しいな、言葉で言うのって(笑)。すがすがしいというか・・・爽やか っていうか・・・。」Y:「『私は噂話が楽しいです』とかを認めるのに?すがすがしい!?ええーー??」先生:「もちろん他の言葉の認識でも可。この瞬間ね、さぁーっと波動が変わるんだぁ、これは幸せになるために必要な波動で・・・って、これは別のエネルギーワークの話になるから、また別の時に。とにかくね、怖い怖い、うるせえよって自分の中のドロドロを見ないふり してたら、この『すがすがしい認識』っていうスタートに立てない。まだこれからも自問自答は続くんだけど、ここんところが特に底力が要るから、話長くなっちゃった。」Y:「このスタートを爽やかに切って、あと どーなるんすか?」先生:「それはまた長くなるから、次の機会に。」Y:「じゃあこのスタートやってみます。」先生:「どうぞ。オススメです。」Y:「せっかくバリにいるんだし・・・。空も青いわ、海は広いわ・・・。」先生:「うん。心にね、風が吹き抜ける感じが分かると思うよ。」Y:「わぁーー何か詩的な表現ですねぇ。」先生:「いやぁねー。私はいつでも詩人だよ♪」Y:「・・・・・。お笑い芸人でしょ?」先生:「キィーーーッ」Y:「シャーーーッ」