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テーマ:通園・通学・通勤(19)
カテゴリ:マヌケな昔話
前の日記の続きになりますけど、私が高校生だった頃の仙台市宮城野区高砂地区の「電車通学へのこだわり」は、ある意味偏執的だったかもしれません。地区から一番近い高校は片道5キロ程度の所にある仙台工だったのですが、そこへ通うのですら「仙石線の自宅最寄駅⇒陸前原ノ町駅下車⇒徒歩」というルートが主流でした。
ところが、電車が通っていない地区だと、5キロ程度の距離ならば自転車通学が普通。私が進学した仙台市中心部の某高校の例で言うと、当時鉄道が通じていなかった青葉区北部や太白区八木山の丘陵上にある住宅地から通学してくる生徒は、ほぼ100%自転車通学でした。もっと長距離になると、北は泉区将監や向陽台、南は太白区の太白団地から10キロ以上も自転車で通ってくる生徒がいましたっけ。私の自宅は高校から8キロ程度しか離れてなかったから、住んでいる所が恵まれているというか、電車で楽して通っているのが恥ずかしいというか、少々複雑な心境ではありました。 でも、電車通学が楽かというと、必ずしもそうとは言い切れない部分はありましたね。と言うのも、特に仙石線では沿線にある仙台育英学園のヤンキーが乗ってくることが多く、車内で絡まれることもなきにしも非ずでしたから。ちょうど私が高校3年の時に同校が夏の甲子園で準優勝した時も、野球部の生徒が電車に乗っていると追っかけの女子高生が集まってきて車内がプチパニック。追っかけは選手に留まらず監督にも(!)ついて回ってましたね。しがない受験生だった私からすると、率直に言って迷惑な存在でした。 一方、自転車通学の側も、ルートや時間に縛られずに通学できるメリットがある半面、特に夏場は登校時に汗を書くことも多く、体臭がきつくなったり汗が乾いた後の塩(?)が黒い制服にベッタリとついていたりと、身だしなみが残念な結果になることも少なくありませんでした。 電車通文化VSチャリ通文化。どちらが良いとは一概には言えませんけど、第三の通学文化としてスクールバス通学が台頭してきた今となっては、どちらも衰退の一途というのが現状なのでしょうか。特にチャリ通文化の方は、10キロ超の通学など絶滅危惧種に近くなっているかもしれませんね。 そう言えば ↓ のようなヘルメットをかぶって自転車通学している高校生は、昔は見かけませんでしたね。 使って納得、お買い得防寒グッズ! 寒い日の野外作業や自転車通学にも耳がポカポカあったかい!あす楽 ヘルメット用 ネオプレーン イヤーホット (SS-ZAIKO) RCP asrk_item_2014 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.12 20:46:02
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