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カテゴリ:宝塚
最近とみに ゆうひ(宙組トップスター 大空祐飛)萌え
している私ですが、元々はそれほどファンじゃなかったのです。 しかしある条件が重なった時のゆうひくんは尋常ではないほど 私の心を揺さぶります。 条件1.ロン毛である。 「暁のローマ」カシウス、「愛と死のアラビア」イブラヒム、 「太王四神記」のヨン・ホゲなどがそれにあたります。 え?イブラヒムはロン毛じゃないって? あのアラブの民族衣装のかぶり物でOKでした。 ということは、私はゆうひくんには うなじを隠してほしい のかなぁ。 といっても「薔薇の封印」のフィリップ殿下にはそれほど ときめかなかったから「直毛」という条件も入るのかも。 条件2.笑わない とにかく、ゆうひくんが笑っていない時の顔にめちゃくちゃ ときめきます。 一歩進んで「怒っている」「悩んでいる」「悲しんでいる」 もしくは「非情」となると、もー最高!! 眉間のしわが良いんです。 条件1であげた役柄はまた全部この条件をクリア。 「カサブランカ」は毛は短かったけど、条件2を しっかり満たしていたので、ときめいたわん。 さて「シャングリラ-水之城」のソラ役はどうなんでしょ。 私は小柳奈穂子先生の作品はこれが初めて。 あまりにも美しいポスターを見て以来、期待はふくらむばかり。 わくわくしながら客席に着きました。 結果を先に言うと「細かいところはさておき、満足。眼福」 オープニング、ビートの効いた音楽でのダンス、いきなり 目はハート。ピアノがとってもカッコいいの。 物語世界に一気に入っていけました。 *** 時代は近未来。 核戦争後のとある国(たぶん日本)が舞台。 核により水は汚染され、安全な水源を支配する者が力を持っている。 ある時、砂漠で倒れていた男が、旅芸人の一座に助けられる。 目を覚ました時、男は過去の記憶を失っていた。 身元の手がかりは身につけていた首飾りのみ。 それは、一座の踊り子美雨が、かつて王の住む幻の都“シャングリラ”を 探しに向かったまま行方不明の恋人に送ったものだった。 美雨によって空と名付けられた男は、恋人を探す美雨と共に、 過去を取り戻すため“シャングリラ”を探す旅に出る…。 *** 記憶喪失の男、空(ソラ)がゆうひくん(大空祐飛)。 旅芸人一座の踊り子 美雨(ミウ)が野乃 すみ花。 美雨が首飾りを贈った恋人 嵐(ラン)が蘭寿とむ。 空の弟 海(カイ)が北翔海莉、蒼(ソウ):蒼羽りくなど 役名と芸名がリンクしている人が多いのは、シャレでしょうか。 野乃すみ花ちゃんに「歌は苦手なの」なんて言わせて 「でもダンスは悪くない」とフォローするところも 小柳先生、ピリッとしてます。 回想シーンなどから、徐々に登場人物の関係性が 見えてくる展開はミステリアスで良い。 話が進むにつれて、復讐の連鎖も見えてきて その虚しさを感じさせつつ、クスッと笑えるシーンもあり、 ほろりとさせるシーンもあり…。 細かいところを見ていくとあれれ?と思うところはありました。 たとえば、空の素性がわかったのに、するっと受け入れる フォンさん(嵐の父・十輝いりす)とか、 弟がピストルで撃たれても動揺せず話し続ける兄・空とか。 (ま、あそこで愁嘆場を演じていては上演時間が 足りないであろうけれど) 「おれは幸せになってはいけないんだ」と言った直後に まんまと幸せになってしまうところとか(^^) でもね、あれだけのビジュアルがあれば、少々の矛盾は 見過ごすことができるのです。 ゆうひくん、あの衣装と言い、鬘といい、足の長さと言い 申し分なし!特に、シャングリラに向かうために武器を 身につけていく姿には悶絶。か、かっこ良すぎます! このフィギュア売り出してくれたら、あたしゃ、買うね。 それにしても宙組、なんと大きな男役さんの多いことか。 悠未ひろ 179cm、十輝いりす 178cm、鳳翔大 175cm、 蓮水ゆうや 174cm、蒼羽りく 173cm、愛月ひかる 173Cm でかい!! これだけ背が高くてしゅっとした(関西特有のほめ言葉) 男役さんがそろっていると、本当に舞台がきれい。 ここに よく訪ねてくださるアイリスさんの影響で、今日は ゆうひくんの次に注目したのが 十輝いりすさん。 「おお、ヒゲ似合ってはるわ~」 「アラジン魔法瓶みたいなパンツ、かわいい」 とあれこれ目が行く…。 鈴奈さんとの夫婦は、のんびり大らか人の良い旦那さんに しっかり妻という組み合わせで、重苦しくなりがちなストーリーの 清涼剤になっていました。 アイリスさんのお稽古待ちや楽屋入りの様子を 毎日読んでいるうちに、自分自身が十輝さんのことを よく知っている錯覚に陥りまして… 役の天然ぶりと、十輝さんの普段がリンクしているような 気分になりました。今後も注目。 悠未ひろさん、これまで自分の大きさを持て余しているように 見えていたのですが、今日はすっきりしてカッコよかったです。 いろんな役をこなして、自分のものにしていっているから でしょうね。 「どうしてこうなってしまったのか!!」という最後の叫び 哀しくて良かった。 2番手 蘭寿とむ、3番手 北翔海莉、お芝居に何の不安も ありません。もちろんトップ娘役の野々すみ花ちゃんも。 (ラスト、ほっぺに涙の筋がきらきらしている美雨を見ちゃぁ、 幸せになってはいけないと思っていた空の心も溶けるよねぇ。) もしかしたら今の宙組って5組の中で一番安定しているかも しれないと思います。 ところで、宝塚歌劇の子役って泣きの芝居が上手。 子役が泣いているだけで、いつもつられて泣いてしまう。 「テンダーグリーン」とか「小さな花がひらいた」とか。 今日も2度ほど泣かされました。ぐすん。 そんな子役たちが幸せになるであろう結末は、本当に救われます。 トップコンビが大人の芝居ができるから、そんな結末に できたのかも。 ということで「シャングリラ -水之城-」、 好きな作品です。 小柳奈穂子先生の大劇場デビューを楽しみにしています。 今日の自分へのお土産は両面ファイル。 今仕事で使っている「太王四神記」のファイルが 使い込みすぎてボロボロなので。 そうそう、歌劇団公式HPで、次回 宙組大劇場公演 「トラファルガー」の写真を見ました。 次回もゆうひくん、ロン毛決定!(しかもほぼ直毛)。萌える~。 最後になりましたが… ゆうひくんの本当のファンの方、これまでどんなときにも 応援してこられたかたが 私のいい加減なファンぶりを 不愉快に感じられましたら、本当にごめんなさい。 今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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