旧・茶々吉２４時－着物と歌劇とわんにゃんと－

先週の土曜日のことでした。
朝の犬散歩の途中、ポンが前方に大好きなおじちゃんを発見。
うわーっと一気にテンションが上がって、
走り出しました。
ふいをつかれた私。
リードがひっぱられてピーンと伸びる、その瞬間、
アイタタタタタ！！！！

なんということ。
リードの紐の繊維が左手中指のつめに引っ掛かってしまっていたのでした。
想像してみてください。
爪を引っ掛けたまま、リードはピーンと…。

はい、はっきりと言いますと
生爪はがされる拷問状態。

幸いだったのは、爪全体ではなく、
スクエアカットにしていた爪の左角だけが
ひっかかっていたので
一瞬爪が浮いたけれど（十分痛いし！！）
はがれずそのまま爪はのこったのでした。

それでも
花村萬月の小説じゃないけど
「ぢんぢんぢん」でした。

その日は東京宝塚劇場に宙組前楽を観に行く予定だったので
とりあえず負傷した指を流水でよく洗い
ばんそうこうを貼ってでかけました。

時間がたつとどんどんジンジンしてくる。
何度目かのばんそうこう貼り替えのとき
早くも傷口に肉芽ができているのを発見。
あああああ～。
かなわんなぁ～。

以前、左手薬指のささくれを
むりやりブチっと引き抜いた時に
肉芽ができた経験があるんです。

肉芽というのは見た目は赤く、
やわらかい肉が数ミリの高さの山のように盛り上がった状態。
最初はかさぶたの出来かけかと思えますが
一向に表面が固まらないんです。
実際の写真はグロテスクなので載せないでおきます。

巻き爪のかたが体験されることが多いみたいですね。
表面が固まらず柔らかい肉がむきだしなので
その部分が何かに触ると飛び上がりそうに痛いんですよ。

前回は素直に皮膚科に行き
液体窒素（－160℃）で組織をやいて固める処置をしてもらいました。
それがね、とても簡単な処置ではあるものの痛かったんです。
いや、本当に。
麻酔するという選択肢はなかったのかと聞いたら
「麻酔の注射もかなり痛いから、同じこと」と言われた…。

ああ、もう一度あんなことされるの嫌だよう。
東京から帰る新幹線の中で、一生懸命　肉芽について検索。
（アイ子　iPhoneは使えるね、こういう時）
巻き爪に苦しんでいたかたのサイトで有力な情報ゲット。
クエン酸が肉芽には効くらしい。

使用法も簡単で、肉芽に塗るだけ。
とは言えクエン酸はかなり粒のあらい粒子なので
（粗塩くらいの粒の大きさ）
そのままでは塗れません。
水に溶かすか、軟こうに混ぜて塗ると良いとか。

薬局でクエン酸購入。
309円なり。
安い。
家にあったオロ●イン軟こうに混ぜ、
面棒で肉芽に塗布。
上からばんそうこうを貼っておしまい。

処置後…
い、痛いやん。
結構痛いよ。
ま、傷口に塩をもみ込むようなものだから
痛くて当然よね。
でも液体窒素でやいたときよりはマシだから我慢我慢。

一晩寝て翌日ばんそうこうをはがしたら
おお！
生々しかった肉芽の表面が黒くカサブタ状に変化していました。

そして昨日。
無事にそれが取れ、肉芽は完治したのでした。
嬉しい。

ちなみにクエン酸は食品添加物です。
肉芽以外の皮膚を傷めたりしません。
もし肉芽に苦しんでいる方の参考になればと
アップしました。

痛い話題を面々と書きつづってごめんなさいね。



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