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旧・茶々吉24時-着物と歌劇とわんにゃんと-

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2013.09.19
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カテゴリ:わんにゃん
昨日ディディエが亡くなってから
温かいお言葉、励ましを下さってありがとうございます。
改めて個別にお返事差し上げます。

今日、宝塚動物霊園で最後のお別れをし、
墓地に葬ってきました。
帰宅してみると、リビングが妙に広く感じられます。
体の大きなディディエの不在感(そんな言葉があるじゃろか?)は
果てしなく大きい。

今夜はディディエの最後の日々を
思い出しながら過ごしたいと思います。
私はいつもディディエのことを気分しだいで
「ディーくん」「ディディー」と呼んでいたので
この先の文章でも統一できないと思います。
ややこしいですがご理解ください。全部ディディエのことです。

ディディエの介護が始まったのは先月の21日
オムツをつけるようになり、
寝ていることが多くなったものの
支えて上げると、よろよろヨタヨタしながらも散歩に出て
外で用をたすこともできました。
本当に寝たきりになったのは9月5日ごろからではなかったかと思います。
思えば短い介護期間でした。

私がお別れの時が近いと覚悟し出したのは9月16日(月・祝)です。
床ずれが出来てきたディディエのために、
波型スポンジで体重が分散されるタイプの
ベッドマットを買いに行ったのです。(人間用)

買い物をして、食事をして帰ってきたら、
なんだかディディエの口の周りが赤いんです。
よく見たら血ですよ。
ひー!!吐血?!

よくよく観察したら、ラブラドールのチャームポイントである
だらーんとしたホッペが牙の形に傷ついています。
その後、ディディエが夜鳴きをした時に原因が分かりました。
しばらく水分補給をしないでいて、
口の周りの粘膜が乾いた状態で鳴くと
ダラーンとした頬っぺたが歯茎にくっついてしまうんです。
その状態でワンワン鳴くと、牙で頬っぺたを噛んでしまうことに。
ぎゃー!!痛いやんか、痛いやんか!ごめんね、ディーくん!

対策として、傷付いたホッペには、
キズパッドを張り、歯茎とホッペの間に
水を浸した化粧用コットンを挟みこむことにしました。
これについては、痛々しくてとても写真には収められず、
私の下手な絵で手帳に書き留めてあります。

130917_ディーくん介護絵日記


ディディエのことを私たち夫婦は
「とりパクのディーくん」と呼ぶことがありました。
とりパクとは「とりあえずパクリ」の略。
私たちが差し出すものなら、何の疑いもなく
とりあえずパックン、ごっくんしてしまう、くいしん坊だったんです。
そんなディディエが9月15日(日)ごろから食べ物を受け付けなくなりました。
そして16日からは水も勧めないと飲まなくなりました。
大量に飲むともどしてしまうので、
大きな注射器の針を外してあるものに水を入れ
歯と歯の間から注入して、少しずつ飲ませていたんです。

そういう状態で、仕事に出かけるものだから
日中、口の周りは乾いていたと思います。
そして仕事から帰ってガレージで車から降りると聞こえてくる
ディーくんの鳴き声。

今週に入ってからは、帰宅するとまず
ディーくんの口の傷の手当てをし、水を飲ませ、
オムツを換えて寝がえりをうたせてから家事をしていました。
そうすると、ディーくんは安心するのか、
サラサラのオムツで気持ちが良くなるのか
すやすや眠ってくれました。

ところが昨日は違いました。
午後3時半ごろ仕事から帰って、私は異変を感じました。
口の周りの世話をし、水をのませ、オムツを替え
寝がえりをうたせたのにディーくんが鳴きやまないのです。
ずっとずっとずっとずっと、
何かを訴えるように鳴き続けました。
声が枯れそうになっても鳴き続けました。
何かしてほしいのか、どこかが痛いのか、
どうにもこうにもわかりません。
なんと歯がゆいことでしょう。
でも、ふとディディーの頭を持ち上げ、膝枕をしてやったら
ピタッと鳴きやんだのです。
もしかしたら顔をあげておくと呼吸が楽だったのかもしれません。
膝枕をしたら他のことが何もできないのだけれど
「まぁ、いいか、こうしていようか」と
ディーくんに膝枕をしながら AKB48のじゃんけん大会中継などを
見ながら過ごしたのでした。
我ながら、痛いくらい のんきだ。

そうこうしていて、夫が帰宅したのは9時前。
いつもより遅く帰って来た夫を見た瞬間、
ディディエが心底ホッとした顔をしたのが
今でも目に浮かびます。
その顔を見て私はハッとしました。
ああ、もしかしたら今晩がお別れなんだなと。

というのも…
ディディエが寝たきりになってからというもの
私は仕事に出かける時には毎回、
耳が遠くなったディディエの耳っぺたをペロンとめくり上げ
口を近づけて呼びかけていたんです。
「ディーくん、行って来るね。
 一人で(天国に)行ってしまったらアカンよ。
 絶対にお別れしてから行こうね。
 それからパパとママが一緒の時にしてね。
 ママ一人だったら耐えられないからさ。
 お願いね、じゃぁ行って来るね、ディディー」と。

きっとディディーはこの言葉を理解していたのだと思います。
そうして約束を守ってくれました。

段々と呼吸の間隔が長くなってくるディディエを
二人で見守りながら、
頭をなで、背中をさすり、手を握り、
「ありがとうディーくん」
「ディーくん、よく頑張ったよ。大丈夫だよ、怖くないよ」
と声をかけ続けることが出来たのです。
私にはどの息が最期だったかわかりませんでした。
ディディエの眼は開いていて
覗きこむと魂がもうそこにはないことがわかるのに
まだ胸が動いているような気がして
何度も何度も心臓に手を当てて確認しないではいられませんでした。


今日、朝一番に宝塚動物霊園に向かうことになりました。
元気な頃、よく庭の土を掘り返していたディディエ。
庭に咲いていた花を手向けることにしました。

201309191832_7250_iphone.jpg

「ご希望であれば、三途の川の渡し賃、六文銭もありますが…」と
職員の方に言われた時はちょっと笑っちゃいました。
だってディーくんは水が大好きなラブラドールレトリバーですよ。
元気なころは夏は毎朝川で泳いでいたのです
三途の川ぐらい、泳いで渡るに決まってるじゃないですか。(^^)

実は前に亡くした白猫のテンの命日は9月19日。
あれは日付が変わってすぐだったので、
ほぼディディエと同じ日と言えます。
ちょっと鳥肌モノの偶然です。

お骨上げで見たディディエの骨は、真っ白で大きくて綺麗でした。
それを見て私は、ディディエが本当に老衰でなくなったのだと
確信できました。
内心、もしかしたら重大な病気を見過ごしていたのじゃないだろうかと
自責の念もあったのです。
死して骨になってもなお、私を安心させてくれるなんて
本当に本当に、ディディエは最高にGood Boyでした。
ありがとう。ディーくん。


それにしても我が家の他のわんにゃんは
何回かフェリシモさんの日めくりカレンダーに採用されているのに
ディーくんはついに、日めくりに載ることが出来ませんでした。
残念…と思っていたのだけど、ちょっと待った!!
ディーくんは日めくりには採用されなかったけれど
雑誌に掲載されたことがあったよ。
大事にしすぎて忘れていた雑誌。
あれは2001年の夏。
雑誌「RETRIEVER」、見開き2ページにドーン!と。
見てチョーダイ!

130919_雑誌掲載1

ああ、もう12年も前のことなんだ…
ディーくん若いワ~。
あ、私も若いね。
この写真、ディーに焦点が合っていて、
私はボケているから恥ずかしながらこのまま出しちゃいます。

ちなみにディディエが掲載されたコーナーのタイトルは
「ウチのわるい犬自慢」
ディディに冠されたタイトルは
「胃袋の大きさは無限大?
 食べ物のある所にディディエあり!」
うふふ。
食べ物にまつわるディーくんの武勇伝がまとめられています。
今読むと懐かしい。
その内容についてはまた、いずれ。

長い長い文章にお付き合いくださって本当にありがとうございました。

こうしていても、後ろにディディーが居そうな気がします。
合掌。

【おまけ1】
今日のブログタイトル「聞いて頂戴、ディディエ自慢」
今は亡きキッシャン(元宝塚歌劇団 岸香織)から
一部パクらせていただきました。
キッシャン、すみません!

【おまけ2】
子どもの頃、手鏡が割れたり
櫛の歯が折れたりすると誰かが亡くなる…と
聞かされていました。
昨日、唐突にヘッドフォンが壊れたのはこういうことだったのかも。

【おまけ3】
雑誌「RETRIEVER」いまもあるんですね!


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最終更新日  2013.09.19 20:20:26
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