ちんぺいの、この指とまれ!

（オープン戦、日本ハム１－２巨人、９日、札幌ドーム）一から出直したい…。日本ハムの高校生ドラフト１巡目、中田翔内野手（１８）＝大阪桐蔭高出＝が９日、巨人とのオープン戦（札幌ドーム）の八回に代打で登場。今季最速１５８キロを記録した巨人のマーク・クルーン投手（３４）＝前横浜＝の前に二飛に倒れた。１１打席連続無安打の不振に、試合後は自ら二軍落ちを希望するなど、さすがの怪物ルーキーもプロの厳しさに打ちのめされた。

　手も足も出なかった。日本最速記録（１６１キロ）を持つクルーンの速球に対し、今の中田では、バットに当てるのが精いっぱいだった。

　「速かったっス。今の自分のレベルでは到底打てないっス」

　怪物が“白旗”を揚げた。前日８日に続いて先発から外れ、八回に代打で打席に入った。初球の１５７キロを空振り、続くＭＡＸ１５８キロの未体験ゾーンの剛球にはバットが出ない。最後は１４３キロのフォークに体勢を崩された上、バットを折られて二飛。１１打席連続無安打に札幌ドームには、ため息が充満した。

　通算８７本塁打の高校記録を引っさげ、プロの門をたたいた中田。豪快な言動に加え、１日の横浜戦（名護）ではオープン戦初打席で初本塁打を放つなど、ただ者ではないところを見せつけた。しかし、内角球と変化球の対応に弱点を見いだされ、ステップの幅を狭くするなど打撃フォームの修正も重ねたが、相手はさらに上だった。この日、変化球だけでなく、速球にも完敗したことで、自分の力を悟った。

　「一から出直したい。今は一軍にいるレベルじゃないです。（二軍に）降ろしてもらった方がいいぐらいっス」

　ここ数日は、首脳陣から「練習態度がふてくされている」と指摘された。味わったことのない屈辱と、厳しい現実に悩んでいたが、試合後ようやく吹っ切れた。仏頂面に明るい笑みが戻った。

　「実力のなさです。情けない。甘く見過ぎていました」。今後は予定通り一軍に帯同しながら、１３日の二軍教育リーグ・湘南戦（鎌ケ谷）で最終試験を行う予定。１６日の一軍合否の発表を前に、中田に覚悟はできている。

大事な大事な金の卵だから、１軍で使いたいだろうけど、
なんせまだまだ力が足りないね、
２軍でしっかり鍛えないといけないと思うけど、
中田の心構えはどうだろうか、
高校時代はお山の大将だっただけに、
零からのスタートができるかどうかが問題だね。
潜在能力は大きなものがあるんだから、
しっかり頑張ってほしいね。。




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