|
カテゴリ:カテゴリ未分類
日本相撲協会が来年初場所後に行う理事選へ立候補する貴乃花親方に関し、同じ二所ノ関一門の大嶽親方(元関脇・貴闘力)が23日、都内でスポーツ報知の取材に正式に支持を表明した。22日の一門会では、一門から離脱しても出馬の意思が固いことを表明した貴乃花親方だが、大嶽親方は「どんな状況になっても付いていく」と不退転の支持を明言。強力な支援者を得て、貴乃花親方が理事選へ打って出る。 大嶽親方が沈黙を破った。現役時代は二子山部屋の兄弟弟子として血の結束を誇った2人。それだけに貴乃花親方の立候補表明以来、支持は確実と言われたがこれまで口は閉ざしてきた。この日、江東区の部屋で貴乃花親方への支持を「当たり前だ」とついに断言。来年の理事選で1票を投じる姿勢を鮮明に打ち出した。 大嶽親方の支持は、貴乃花親方にとって重要な意味を持つ。大嶽部屋には部屋付きで二子山親方(元十両・大竜)が在籍するため一気に2票を確保できた。すでに一門内で阿武松親方(元関脇・益荒雄)が支持。貴乃花部屋では自らを含め3人の親方が在籍し、盤石の6票を獲得した。 理事選は10票で当選圏と言われている。今後は過半数超えの支持票を基盤に残る4人の支持者の獲得に専念できる。得票だけでない。大嶽親方はかつて二所一門の総帥として絶大な影響力を持っていた元横綱・大鵬の納谷幸喜さんの娘婿。納谷さんは協会を定年退職した今もその威光は健在と言われ今後の支持者拡大に側面から大きな力を得たことになる。 大嶽親方は支持理由について「貴乃花親方には夢がある」と明かす。具体性には欠けるが「現役時代は協会に大きく貢献し、一代年寄までもらった。理事になる資格は十分」と声を強めた。ただ、貴乃花親方は22日の一門会で、一門から離脱しても出馬の意思を明かしており、支持は共に一門を離れることを意味するが「離脱はない。正々堂々と王道を歩めばいい」と、あくまでも二所一門の中で当選することを強調した。 大嶽親方の正式な支持表明で6票を獲得した貴乃花親方。ただ、このままでは当選は難しい。「勝つと分かっている戦いは面白くない」。丁か半か。大嶽親方にとっても不退転の支持になる。 角界も良い物を残しつつ変わっていかなきゃいけない、 それを任されるのは、貴乃花親方だけ頑張れ! ![]() ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|