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chocoolique の世界あちこち日記

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Dec 11, 2004
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カテゴリ:旅行




早朝4時半起床。辺りがまだ暗いのは覚悟のうえだったが、暗闇の中をカーレースさながらスピン連続でぶっ飛ばしていたらめまいがしてきた。車酔いか。寝ぼけ眼、プラス、めまいにフラフラになりながら空港に着く。チェックインも寝不足の三白眼で。

飛行機は6時半のコンチネンタル便。まずは乗り換え地ヒューストンまで、2時間のフライトを、ほぼ幽体離脱した状態で過ごす。ヒューストンでの乗り継ぎ時間は3時間。私は、ダウンタウンに行こうと執拗に誘う相棒を断わり、空港で仮眠を取ることに。あいにくヒューストンには私が使えるラウンジはなく、そこらのベンチに丸まって泥のように熟睡……。

そんなこんなで今回は最悪の旅のスタートとなったわけだが、空港の硬いベンチで、仮眠どころか本格的なノンレム睡眠を取った私はたちまち元気回復、次のパナマ行きフライトでも完全熟睡し、意気揚々とパナマ国際空港に降り立つことができたのだった。ホッ。



パナマに到着した相棒と私ご一行。時刻はすでに6時半をまわっており、空港を出ると外はもう真っ暗。しかし南国特有のむわ~っとした熱い空気のためか、寂しい気はしない。木の茂みからは鳥の声、足元の草むらからは秋の虫の声がにぎやかに響く。私たちは、そんなタクシーターミナルを突っ切ると、足取りも軽くバス停へと向かった。……と、書くと、なにやら土地勘のありそうな私たちに聞こえるが、私も相棒も、パナマは今回が初めて。パナマシティがどっちの方角かすらわからない。私たちは、すれ違う現地の人々の親切な案内に助けられ、パナマシティ行きのバスが来るバス停を見つけることができたのだった。

私たちの乗る路線のバスが来ると、まわりの人たちが口々に、このバスですよ、と教えてくれた。バスの中でも乗り合わせた乗客たちが、降りるバス停をいまひとつ把握していない私たちに、ああでもない、こうでもない、と討論しながら説明をしてくれた。私は空港からダウンタウンまでの風景を、マクドナルドの数を数えながら楽しんだ (確認できるだけでも5軒のマクドナルドがあった)。



一時間も走るとバスはダウンタウンにさしかかった。運転手さんが、ここで降りるんですよ、と声をかけてくれ、私たちは一人0.25ドルの運賃 (貨幣価値はUSドルとまったく同じで両替する必要もない) を払いバスを降りた。バスの中で誰かが、パナマの夜は危ないからタクシーに乗ったほうがいいよ! と忠告してくれたのが頭をかすめたが、地図で見る限り、私たちが泊まろうと思っているホテルはバス停とは目と鼻の先だった。私たちはホテルまで足早に歩くことにした。

ガイドブックで見当をつけておいたそのホテルはすぐに見つかった。大通りを曲がってすぐという立地条件は、治安の悪い街を夜出歩くには好都合だ。……が。肝心のホテルが、しょぼい。一泊16ドルという宿泊料金を加味して考えても、しょぼい。私たちは、よそもあたってみよう、と言って、すぐお隣にあるこれまた安宿風情のホテルに飛び込んだ。

そして、これが当たりであった。入り口にはクリスマスツリーが清潔な感じに飾られていて、受付には迫力のあるおねえさんがニコニコと鎮座している。部屋も、小さいながらも清潔にまとめられていて、何といっても床を裸足で歩けるくらい清潔に掃除されているのが良い。値段は一泊15ドル。この安さにしてこの内容は文句なしだ。

私たちは一も二もなくこのホテルに泊まることにした。そして部屋に荷物を置くと、食事を取ろうとさっそく外に出た。受付のおねえさんが、危ないから夜は行かないほうがいいですよ、と教えてくれたのと反対の方向、つまり、人通りの多い方向へと歩いた。初めて歩くパナマシティのダウンタウンは、夜でも人や車が多く、ごみごみとした街並みだった。これだけの人がいれば、用心している限り強盗に遭うこともないだろう。私は、サングラスやおもちゃを売る小さな露店を面白く眺めながら歩いた。

途中、小さな中華のレストランに入った。学食のようなガラーンとした作りがいかにも安そうで、相棒好みだった。私は、ラーメンの小盛りを一杯とお茶を一杯注文してみた。相棒は、何も要りません、と言っていたのだが、私のラーメンとお茶の値段 ($1.50) を耳にするや、同じものをください、と注文した。こんなケチな客にも、お店のおねえさんはにこやかに対応してくれた。が、味は値段相応だった。

これに物足りなかった相棒は、食後、近くの路上の屋台で、パイナップルとオレンジを買い食いしていた。一瞬、私も、おいしそうだな、と心惹かれたのだが、屋台のそばに、雑巾を絞った水のようなものの入っているバケツが置いてあるのを目にしてしまい、食指が引っ込み遠慮した。

夜、ホテル屋上のプールで相棒はひと泳ぎ。水と見ると入らなければ気が済まない人だ。見ているこちらが寒くなってしまうくらいの気温だが、今日は平和に一日が済んだので、これもよしとしよう。








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Last updated  Dec 24, 2004 07:54:04 AM
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