2502542 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010.05.05
XML
カテゴリ:栄養療法


気になった医療ニュース記事を記録しておきます。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100503-OYT1T00373.htm?from=top&from=os4

軽症期のアルツハイマー病患者に 
ビタミンB群の一種の葉酸とビタミンB12を投与すると症状が改善することを
見立病院(福岡県田川市)の佐藤能啓(よしひろ)副院長(神経内科)が実証した。

葉酸とビタミンB12が
アルツハイマー病の危険因子とされるホモシスチン(必須アミノ酸の老廃物)の
血中濃度を下げることは従来の研究で明らかになっているが
患者の集団に投与して証明したのは初めて。

佐藤副院長は、同病院の軽症期の患者を
〈1〉葉酸を1日1錠投与する第1群(90人)
〈2〉1日に葉酸1錠とビタミンB12を3錠投与する第2群(92人)
〈3〉アルツハイマー病の薬として国内で唯一使われている「アリセプト」を投与する第3群(40人)

に分け、2005年から1年間観察。
重症度を示すミニメンタルテスト(30点満点で、値が低いほど重症)で効果を調べた。

この結果、観察前は第1~3群とも平均20点だったが
1年後には、第1群は23点に、第2群は25点に改善。
一方、第3群は18点に悪化していた。
また、第1、2群はホモシスチンの血中濃度も下がっていた。

さらに、第1群より第2群の方が改善していたことから
葉酸とビタミンB12を併用した方がより効果が大きいことも分かった。

ただ、佐藤副院長が別に行った調査では
中等症期以上の患者に葉酸やビタミンB12を投与しても改善しなかったことから
発病早期にのみ有効
とみられる。

佐藤副院長は
「根本療法にはならないが、病気の進行を遅らせるアリセプトしかない現状からみると
今回の知見は患者にとって朗報といえる。アルツハイマー病が疑われたら早めに受診してほしい」
と呼び掛けている。

(大野亮二) 2010年5月3日15時21分 読売新聞


見立病院のHPには、認知症専門治療のページがありました。
http://www.shouwakai.or.jp/ntitled.htm

そこで佐藤副院長の研究が紹介されており
「葉酸(フォリアミン)を毎日 1錠飲んで認知症を予防しよう
40~50歳を過ぎたら、安価で副作用のない葉酸を朝1錠服用しましょう。
当院外来で保険適用で処方できます。」
等詳しい内容が載せられていますので、参考になります。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.05.06 08:08:51
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X