2489804 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010.06.16
XML
カテゴリ:栄養療法


一般的基準値:成人2.5~4.5 mg/dl 小児4.0~7.0 mg/dl
Fiske-Subbarow法 2.9~4.3 mg/dl

無機リンは
生体内では カルシウムに次いで多い電解質(陰イオン)
血液中の無機リン濃度は、活性型ビタミンD3が 腸管での吸収を促進し
副甲状腺ホルモンが 尿細管での再吸収を抑制して、調整されている

骨からの血液中への移行なども 無機リン濃度に影響する
無機リンは、約60%が腎臓から尿の中に、残りは腸から便として排泄される
そのため腎不全などの腎機能障害があると 尿中への排泄がうまくいかずに高値になる

副甲状腺ホルモンは 尿細管での再吸収を抑えて、尿中への排泄量を増加させるが
副甲状腺の機能が低下してホルモンの分泌が不足すると 排泄されにくくなって、高値になる

脂質異常(高脂血症)の治療薬(スタチン系)を服用していると
しばしば横紋融解症(全身の骨格筋が障害される病気を合併する
これが起きると無機リンが高値になり、同時に筋肉内に存在する
カリウムやクレアチンキナーゼも高値となる

基準値よりも高値の場合
異常高値:無尿時の急性腎不全、抗がん治療に伴う細胞破壊
副甲状腺機能低下症、慢性腎不全、甲状腺機能亢進症、横紋筋融解症
低カルシウム血症、ビタミンD中毒

基準値よりも低値
原発性副甲状腺機能亢進症、くる病、骨軟化症、ファンコニー症候群
水酸化アルミニウムを含有する制酸薬(アルミゲル、アルサミン)全身倦怠・脱力感
悪性腫瘍による高カルシウム血症、吸収不良症候群、ビタミンD欠乏症、アルコール依存症


※自分や家族の 栄養療法のための覚書きです。ノート えんぴつ
 読んだ本の 気になる点や 覚えておきたい点だけ まとめています。 
 間違っているかも知れませんし、詳しいことは病院で聞かれたり、本などで確認ください。
病院で受ける検査がわかる本4訂版 図解すぐわかる検査値の読み方 最新検査のすべて 知って安心!病院検査





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.02.18 15:29:46
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.