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2010.06.16
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カテゴリ:栄養療法


一般的基準値 自動血球分析装置使用(RF/DCインピーダンス法)目視法(鏡検)
好中球 NEUT 40.0~75.0 %
リンパ球 LYMPH 18.0~49.0 %
単球 MONO 2.0~10.0 %
好酸球 EOSINO 0.0~ 8.0 %
好塩基球 BASO 0.0~ 2.0 %

血液像(白血球分画)とは
白血球と総称している5種類の重要な白血球
(好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球)を調べるもの

好中球は白血球の40~74%を占め
  病原菌が入ってきたり異物が生じたりすると 真っ先に増加して
  病原菌や異物を食べて分解する

リンパ球は白血球の18~59%を占め
  病原菌が入ってきたときに、抗体を作って外敵を退治するほか
  それら外敵を記憶する働きを持っている

単球は白血球の0~8%
  マクロファージ(大食細胞)とも言われ、病原菌や異物、不要物質などを食べつくす

好酸球は白血球の0~6%
  体の防御反応に関与し、アレルギー性疾患や寄生虫感染で増加する

好塩基球は白血球の0~2%
  ヒスタミンやヘパリンなどの物質を含んでいて
  アレルギーや血管拡張などの作用に関与している


増減で考えられる疾患

好中球
増加:細菌・真菌・ウィルス感染症、外傷、外科手術、急性出血、熱傷、炎症、心筋梗塞
    慢性骨髄性白血病、悪性腫瘍、中毒、腎不全、ストレス、喫煙、副腎皮質ステロイド剤、薬剤の影響など
低下:敗血症、ウィルス感染症、強度の感染症、急性白血病、チフス、再生不良性貧血
    無顆粒球症、放射線障害、薬剤(抗がん剤、解熱剤)などの副作用

好酸球
増加:寄生虫、食物・薬物アレルギー、アトピー性皮膚炎、皮膚疾患、気管支喘息
    クラミジア、リンパ腫、ホジキン病、好酸球性白血病
低下:重症感染症、感染症初期、再生不良性貧血、慢性骨髄性白血病、アレルギー、クッシング症候群など

好塩基球
増加:慢性骨髄性白血病、アレルギー疾患、甲状腺機能低下、粘液水腫など

単球
増加:感染症、無顆粒球症の回復期、水痘、麻疹、結核、梅毒、ホジキン病
    慢性骨髄性白血病、単球性白血病など

リンパ球
増加:ウィルス感染、梅毒、結核、流行性耳下腺炎、慢性リンパ性白血病
    マクログロブリン血症、腎不全、バセドウ病、甲状腺疾患、副腎疾患など
低下:急性疾患の初期、悪性リンパ腫、全身エリテマトーデス、AIDS、薬剤、放射線照射など


栄養面では
ビタミンAや鉄の欠乏-リンパ球の産生が低下

好中球>70%、リンパ球<20%-交感神経の亢進
 ストレス、興奮、緊張、不安、ステロイド
好中球<50%、リンパ球>40%-副交感神経の亢進
 過敏性腸炎、アレルギー疾患、肥満、抑うつ状態


※自分や家族の 栄養療法のための覚書きです。ノート えんぴつ
 読んだ本の 気になる点や 覚えておきたい点だけ まとめています。 
 間違っているかも知れませんし、詳しいことは病院で聞かれたり、本などで確認ください。
病院で受ける検査がわかる本4訂版 図解すぐわかる検査値の読み方 最新検査のすべて 知って安心!病院検査





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Last updated  2017.02.18 15:13:13
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