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吟遊映人 【創作室 Y】

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2008.02.09
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カテゴリ:映画/アニメ
「洪水の話は本当だ。」
「洪水なんか起こらないって言ったのはあんただぞ!」
「崖の上から見たんだ。ダムが壊れて谷が水没する。」
(それを聞いて動物たちは一斉に大笑い。)
「洪水は起きる。じきにな。見てみろ、ここは窪地だ。水が満ちたら逃げ道はないぞ。ただし、谷の端まで行ければ船がある。避難用のな。でも急いだ方がいい。地面は溶け、壁は崩れ、岩は砕け、生き延びても洪水と競争だ。3日もすれば洪水は間欠泉の原野に達し・・・ドカン!」

ここのところ重い戦争映画ばかり観ていたせいか、心を軽くしたくなった。
何も考えずに、素直に楽しめる映画を観たくなったのだ。
それにはやはりアニメ映画が一番。
老若男女問わず、CGアニメならではの躍動感を存分に楽しむことができる。
「アイスエイジ2」は2回観てみた。
最初は字幕スーパーで、そして次は日本語吹替えで。
甲乙つけ難いが、あまりにも日本の声優陣が自然で、違和感がなくスッと耳になじんでいくところを考えると、日本語吹替えヴァージョンの方に軍配が上がりそうだ。
今回の作品は前作の続編になっていて、登場キャラも、マンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴという異色の三者が個性豊かに生き生きと描かれている。

舞台は約2万年前の地球。
それまでの氷河期(アイスエイジ)が終結し、温暖化の波が押し寄せる、という設定である。
そんな中、マニーは自分が生き残った最後のマンモスなのではという孤独感を抱えつつ、だが再び家族を持ちたいと願う。
シドは、子供たちからもからかわれるほど軽薄に見られているため、もっと周囲から敬意を払ってもらいたいと願う。
ディエゴは水へのコンプレックスから、恐怖心を拭い去りたいと願う。
ある時、ものしりトニーやハゲワシが「氷が溶けて大洪水が起こり、世界が滅びる」と予言する。
動物たちが助かるには水の少ない谷の反対側へ移動するしかない。
そこでみんなは一斉に移動を開始する。

ストーリーは聖書からヒントを得たのか、「ノアの箱舟」を連想させるシーンが出て来るが、問題はそこにあるのではなく、やはり「友情」というコンテンツを膨らませているのだと思う。
信頼のおける友の支えによって、どんな困難な状況にも立ち向かっていく勇気を与えられるのだと教えてくれる。
鑑賞後は、清々しい気持ちにさせられる一作なのだ。

2006年公開
【監督】カルロス・サルダーニャ
【声の出演】マンモスのマニー・・・山寺宏一、ナマケモノのシド・・・太田光、サーベルタイガーのディエゴ・・・竹中直人

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2008.02.09 06:22:39
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