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カテゴリ:名句と遊ぶ
仏へと 梨十ばかり もらひけり 正岡子規 ふと、考えた。 もしや畑から失敬してきたのでは・・・? 頬被でコソコソ梨をもぐ子規の姿は容易に想像でき、思わず吹き出してしまう。 しかし病床見舞いの梨を詠んだ句はかなしいのだ。 「野老氏ニ酬ユ」 石ノ巻ノ 長十郎ガ 見舞カナ 吾ヲ見舞フ 長十郎ガ 誠カナ 巷では店の果物棚も、地物の梨で賑わってきた。 ひとつ求め子規を偲びながらシミジミ味わいたいと思う。もちろん仏(仏壇)に供えてからである。 ※ご参考:「獺祭忌(子規忌)」は9月19日。 コチラから コチラから 収穫の秋はまだまだ続く。こうご期待♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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