|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:映画の話題全般
映画化して欲しくない小説は確かにある。
例えば、三島由紀夫の「春の雪」もそうである。 文庫本の帯カバーに書かれている監督、主演男女優の名前を 見て、思わず「三島作品をコイツらが映画化していいのか」と 言いたくなった。 さて、恩田陸の「夜のピクニック」である。 これも映画化の噂がある。噂ではなく、どうやら本当のようだ。 あの魅力は、文章の世界のものであり、その文章を読んで読者が 想像したり、感傷にひたったりする良さである。 それを直接的な映像表現にしたら、魅力が半減するのではないかと 不安を覚えている。 アイドル若手タレントをそろえただけの映画にはして欲しくないし、 予定調和的な青春映画にして欲しくない。 監督には青春の美しさや、 若者たちの将来が、社会の枠組みに組み入れられ、青春の情念が はかなく消えていくことを知っている人であって欲しい。 その意味では、もうこれは叶わぬ願いであるが、深作欣二にやって 欲しい作品である。表現の上では「バトル・ロワイアル」と対極に ある作品として取り組んでもらったらどうだろうか。 深作健太監督、いかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画の話題全般] カテゴリの最新記事
|
|