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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
とにかく楽しい映画である。
お楽しみがいっぱいである。 奇妙な味のロアルド・ダールの原作をティム・バートンが映画化する。 しかも主演はジョニー・ディップ。 これは期待したくなるが、その期待に充分に応えてくれた。 お母さんがヘレム・ボナム・カーターで、 お父さんがノア・テイラーという家族とは! ノア・テイラーはここでもアドルフと同じく不運なキャラクターを 演じている。これが、またぴったり。 世界中に5枚しかないというカード。これがウィリー・ウォンカの チョコレート工場への招待状。 チャーリー以外で、これを獲得した4人の子どもたち。 よくぞと思うほどに憎たらしいキャラクター設定とその演出。 最近は、お金持ちこそ正義、勝ち組・負け組の色分けで勝ち組こそ 正義との風潮がはびこる中で、金持ちと権力者は傲慢でアホという 設定には思わず拍手したくなる。 ジョニー・デップが演じるウィリー・ウォンカの表情が見事。 常に酔ったような表情から、ふとしたときに見せる真剣な表情 への微妙な変化、その瞬間に何かが起きると思わせるそのスリル。 ジョニー・デップ、見事だぞ。 もちろん、クリストファー・リーもいい。 「猿の惑星」の失敗から、「ビッグ・フィッシュ」で復調の兆しを 見せて、この作品で立ち直ったと思う。 基本的には「ビッグ・フィッシュ」と同じテーマであると思うが、 今回が上出来である。 ところで、この映画には映画ファンにはお楽しみのシーンがある。 ヒッチコックの傑作のシーンが・・・。 そしてモノリスが・・・。 まだ、何かあるかも知れない。 とにかく原作を読もう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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