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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
アメリカ映画でも、イタリア映画でも消滅したジャンルの
西部劇が、このような形で復活していることに注目したい。 「灯台守の恋」は、西部劇である。もっと説明すると西部劇 のパターンを踏襲した物語である。 映画「灯台守の恋」の物語は次のように展開する。 辺鄙な町へ1人の男がやってくる。町の人々はよそ者には冷淡 であり、敵意さえ持たれる。1人の男がその状況からよそ者を 救い、友情が生まれる。よそ者とその男の妻は恋に落ちる。 やがて、よそ者は再び、この町を去っていく。 これはまさに西部劇である。 宣伝チラシではフランス版「マディソン郡の橋」と紹介されて いるが、これが最後の西部劇スター、クリント・イーストウッド が監督・主演することで見事に成功したことを考えると、この 西部劇への喩えは間違っていないと思う。 様々な表情を見せる海は、アメリカ西部劇における荒野であり、 緑が多い土地、自転車、町の人々の溜まり場であるカフェ、 屋外での町の人々が集るお祭とダンス、花火など、西部劇を 彩ったアイテムが実にいい効果をあげている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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