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2006年04月08日
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誰にしても生涯の「最も美しいとき、美しい場所」があるはずだ。
但し、誰しも、そこにいる時間は短く、再びそこを訪れ、その
ひとときを得ることを心に願って生きているのではないか。
カウボーイ同士の愛が描かれていることで、そこに注目が集るのは
仕方がないにしても、それにこだわっていると、この映画の本当の
ねらいを見失うのではないかと思う。
この物語が1963年に始まり、1980年初頭に終わることに
注目したい。
1963年はケネディ暗殺の年。強いながらもイノセンスなものを
持っていたアメリカの最後の年である。
ベトナム戦争、ウォーターゲート事件を過ぎて、その後遺症に悩み
ながらレーガンの強いアメリカを迎えるまでの時代。再び強いアメリカ
の時代にはなったものの、そこにはかってのイノセンスなものはない
ことを観客は知っている。
だからこそ、観客にもあのブロークバック・マウンテンの美しい風景
とその日々に心うたれる。
この映画に最も近いものは「再会の時」や「ラストショー」であるかも
知れない。

川本三郎の「フィールド・オブ・イノセンス」をもう一度読んでみようと
思った。





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最終更新日  2006年04月08日 23時34分13秒
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