|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「ナイロビの蜂」の原題は「THE CONSTANT GARDENER」である。
GARDENERとは庭いじりが趣味の主人公ジャスティンのこと。 CONSTANTについて辞書をひくと次のようにある。 (1)不変の、不断の (2)不屈の (3)(愛情の)変わらぬ、貞節な 映画の冒頭では、自国がアメリカに追従してイラク攻撃に加担 しようとも、アフリカでの悲惨な現実にも全く関心を払うこと なく趣味に没頭するジャスティンという人間の姿が描かれる。 この場合の「CONSTANT」は、マイナスのイメージである。 妻の死を追求していく中でその「CONSTANT」は、プラスのイメ ージへと変化していく。 わが国の為政者たちは、どうであろうか。 悪しき「THE CONSTANT GARDENER」であることは言うまでも あるまい。 「一人の日本人の命もおろそかにしないということがタカ派と いうなら、私はタカ派で結構です。」と言う政治家がいるが、 この場合でも「命をおろそかにしない」ことではなく、 他国への差別意識と憎悪を煽ることが趣旨であろう。 映画を好きなわが国の政治家たちはこの映画「ナイロビの蜂」を どのように見るのであろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[作品レビュー(外国映画)] カテゴリの最新記事
|
|