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テーマ:映画から何かがはじまる(570)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
世界的な巨匠3人が共同監督をつとめ、3つの話を
つないで作りあげた1本の映画である。 この映画は監督の力量は当然として、実は撮影監督 の力量が大きく左右したのではなかろうか。 何しろ、ほとんどが列車の中だけの物語である。 それをいかに退屈させないで、単調にならないよう に見せるかは、視覚効果の演出こそが重要である。 3話共、実に見事であるが、中でもケン・ローチの 部分がいい。 撮影監督は「ケス」のクリス・メンディス。 キャメラは実によく動いているが、それが決して 見てくれの派手さではなく、ドラマの運びをサポー トしている。ローマ駅のプラットフォームですべて のエピソードの結末を立体的にとらえた場面は、それ まで狭い車両の中に押し込められたドラマが解放され た感じがいい。特に改札口を出たときの解放感が、 いい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月15日 01時10分27秒
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