|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:時事
長崎の平和宣言が起草委員会を設置し、その過程
をオープンにして市民の声をくみとることによって 成立しているのに対して、広島のそれは市長が文案 を決める。どちらがいいというのではなく、相互補完 となっていると思う。 今年の広島の平和宣言は、とりわけ格調高く、しかも 具体性のあるものであった。 特に次の箇所である。 -------------------------------------------- 唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に 被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に 広める責任があります。 同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に 努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇る べき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代 遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべ きです。また、「黒い雨降雨地域」や海外の被爆 者も含め、平均年齢が74歳を超えた被爆者の実態 に即した温かい援護策の充実を求めます。 -------------------------------------------- 被爆の実相に学ぶこと、そして世界に誇る平和憲法 をあるがままに遵守すること。 これは、まさに日本政府に求められるものである。 更に「時代遅れのアメリカの政策への拒否」は、 アメリカと日本の両政府への厳しい批判である。 演説では、冒頭部分に「世界の1698都市が加盟する 平和市長会議」の活動を紹介しているが、こうし た具体的な新しい動きがあることをもっと知るべき であろう。 それに比べて安倍首相の演説文のなんと空疎なことか。 改憲がいかに説得力のない空疎なものかがはっきりと した日であったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[時事] カテゴリの最新記事
|
|