|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
3日の日記に「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
は、淡白だと書いたが、私が何故にそのような感想を持ったのか考 えてみた。実際に映画はかなりの流血と殺人シーンがあり、決して 淡白とは言えない場面の連続なのである。 「パンズ・ラビリンス」もダークでグロテスクな内容であったが、 あの作品では、主役の少女の可愛さと背景のダークさのアンバランス によって、衝撃で毒を感じたのでのであるが、この「スウィーニー・ トッド」ではジョニー・デップもヘレム・ボナム・カーターもあまり にもぴったり合いすぎて、かえって衝撃が薄まっているような気がした のである。 まるで予定調和とでもいうべきおさまり方である。 この映画に不足しているのは、ダークさやグロテスクさではなく、 よりダークでグロテスクな現実を撃つ力ではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[作品レビュー(外国映画)] カテゴリの最新記事
|
|