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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画には大きく二つの物語がある。
まず、主人公アイゼンハイムとソフィー。そしてソフィーの 結婚の相手となっている皇太子。この三角関係の中のアイゼン ハイムとソフィーの恋の行方。 もうひとつは皇太子に追従することで警察官僚からウィーン市 長への出世街道を歩むウール警部。 観客はっこのウール警部の視点でこの物語を見ることになる。 このウール警部が実はマジックに非常に関心を抱いているとい う点が効いている。 実は、この映画はアイゼンハイムとソフィーの恋物語として 見るよりも、ウール警部が権力追従から自己を解放していく 物語として見る方が面白いのである。 組織の縦社会の中で生きていく苦渋のようなものをウールを 演じるポール・ジアマッティが見事に表現していると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月20日 07時11分05秒
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