皆様へ長崎からの報告とお願いです。
本文は転載転送歓迎です！

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今年発足した「大村入管被収容者を支える会」が、今週号の
「週刊金曜日」の紹介の欄に載りました。

また、今月２０日には、入管に対し、食事に関する要望書も
出しています。これは、被収容者自身の、入管内部での要請行動
を受け、同会としてもアクションを起さねば、ということで
行われました。

今後とも同会へのご協力・ご支援のほどお願いいたします。
（現在、会員を広く募集中です！　詳細は下記ご覧ください）

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大村入管被収容者を支える会が4月に発足


「大村入管被収容者を支える会」が今年4月、発足しました。
東日本入国管理センター（茨城県）と西日本入国管理センター
（大阪府）にはたくさんの支援団体がありサポート体制が整っ
ていますが、大村入国管理センターには支援団体がありません
でした。そこでアムネスティいさはやグループが中心になり、
発足を呼びかけました。

　主な会の活動は長期収容者と難民の支援で、週1回の面会や
被収容者の相談、差し入れ、処遇に関する問題の改善に向けて
取り組んでいます。被収容者が置かれた状況は劣悪で、寝てい
るときまで24時間監視されています。とくに医療へのアクセス
が不十分です。

　長期収容になれば睡眠薬・精神安定剤を大量に服用し、精神
面も健康面もボロボロです。そこで全国の支援団体と情報交換
を行ない、入管行政の改正に向けた取り組みを行なっていく予
定です。

　これらの活動にあたり、全国から会員を募ります。会員には
ニュースレターを年に2回お届けします。カンパも大歓迎です。

▼「大村入管被収容者を支える会」
　代表・野中章弘
　（ジャーナリスト、アジアプレス・インターナショナル代表）、
　事務局・野崎優子
　（Mail：yukonozaki@yahoo.co.jp）

▼年会費・一般会員（1000円×口数）、賛助会員（5000円）、
振込先・ゆうちょ銀行01770-3-49939「大村入管被収容者を支
える会」


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「大村入管被収容者を支える会」が大村入国管理センターへ１
０月２０日に、以下の要望書を提出しました。回答期限を１０
月３０日にしております。回答が来ましたら再度お知らせしま
す。
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　　　　　　　　　　　要望書

大村入国管理センター所長殿

いつもお世話になっております。「大村入管被収容者を支える
会」事務局の野崎優子です。

この度、２００８年９月１１日にＢブロック被収容者７名（要
望書には実名が書かれておりますが、MLでは削除しております
）が連名により「食事に関する意見書」を提出されたと思いま
すが、この件につき「大村入管被収容者を支える会」からも以
下の要望を致します。

１．被収容者全員にわかる場所にメニューを掲示すること。で
きたら日本語だけではなく、英語・中国語・ベトナム語で簡単
に説明を施すこと。
（理由）苦手な食事メニューの時に自分で購入したもので空腹
を満たすことができるようにするため。自分自身でアレルギー
対策ができるようにするため。宗教上の理由から食することが
できない場合、あらかじめ、メニューの変更を求めることがで
きるようにするため。

２．毎食のカロリー計算を提示すること。
（理由）糖尿病などの疾患がある場合、カロリー過多になった
りしないよう、自分で調整できるようにするため。

３．異物混入などがあった場合、速やかに交換すること。
（理由）三度の食事は生きる為に必要なエネルギー源であるか
ら、一食でも食べられない状況は入管側の責任で回避しなけれ
ばならない。

４．週に一回のインスタントのチキンラーメンやきつねうどん
メニューを手作りの食事に変更すること。
（理由）インスタントラーメンやカップ麺をメニューとするの
は、給食業者の怠慢であり、入管行政はそれを指導しなければ
ならない。

５．食事のパターンが同じで代わり映えがしないという苦情が
あることから、給食業者に努力と工夫を凝らすよう指導するこ
と。

６．生肉が多いとの苦情があることから、肉にはよく火を通し
て出すこと。食中毒・食あたりを生じさせないよう、早急に指
導を強化すること。

７．飲料品について、牛乳以外の選択肢を増やすよう改善する
こと。アレルギーを持っている人・苦手な人への対応をはかる
こと。

以上、食事に関して７項目の要望を行いたいと思います。この
要望に対して、入管当局としてどのような対応をされるのか、
その回答を１０月３０日までに文書でお願いする次第です。な
お、文書による回答を出せない場合、その理由を文書にて回答
してくださるようお願いいたします。

２００８年１０月２０日
　　　　　　　　　　　「大村入管被収容者を支える会」