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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「善き人のためのソナタ」に主演したウルリッヒ・ミューエ
の遺作である。 第2次大戦末期、もはや敗戦の色濃くなって鬱状態になった ヒトラーを再生させる任務を命じられたユダヤ人教授の物語。 この設定だけでも異色なのであるが、これを全編にわたって ブラックユーモア調で演出している。 ゲッペルスなどナチの幹部たちやナチ組織の官僚性を戯画的 に皮肉たっぷりに描いてる。 ヒトラーとナチへの憎悪に満ちたストレート批判ではなく、 それらを笑い飛ばしたという点がこの作品の特長ではないか と思う。その意味ではメル・ブルックス、ウディ・アレンと つながってくるのではないかとも思った。 但し、この「わが教え子、ヒトラー」は最初の設定から物語 は、どんどん拡大していき、破綻寸前である。 ブラック・ユーモア演出が成功しているかどうか疑問である。 監督はユダヤ人というが、この作品のユダヤ人の間での評価 はどうなのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月30日 12時52分07秒
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