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2009年02月19日
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カテゴリ:読書レビュー
この本の献辞に映画「愛の嵐」でシャーロット・ランプリング
が歌う詩の一部が書かれている。
何故、「愛の嵐」かと思いながら読み始めていくと後半で、その
意図が理解できる。
そう、この小説は日本版の「愛の嵐」なのだ。
最後の一行は二人の関係を、そして彼女の望みを的確に表現して
実に映像的であり、同時に衝撃的である。
小池真理子には連合赤軍事件を遠景においた「恋」という作品が
あるが、同様の時代背景のこの「望みは何と訊かれたら」は、
「恋」以上の傑作であるといえよう。
あの時代をこのように描いたということに驚いたが、このような
描き方でこそ、あの時代の持つ空気を表現できるのかも知れない。
すごい小説だ!






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最終更新日  2009年02月20日 14時43分18秒
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