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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
アルジェリア戦争と映画との関連で最も有名なものは「シェルブール
の雨傘」であろう。カトリーヌ・ドヌーヴ演じるヒロインの恋人はア ルジェリア戦争に出征していく。「5時から7時までのクレオ」にお いてクレオが出会う若い軍人はアルジェリア戦争から休暇でパリに来 ていた。 「いつちの戦場アルジェリア1959」は、そのアルジェリア戦争とはど のような戦争であったのかを描いた作品である。 大義なき戦争であり、モラルなき戦争であり、多くの兵士たちが何の 為に戦っているのか判らない戦争であり、国家が戦争であると宣言す ることなく始めた国家暴力事業という意味では、これは現在のイラク 戦争にも通じることである。ソマリア沖の海賊との戦いも同様のこと であろう。 この映画を見て、かってフランスは何と残酷な戦争を行なったのかと 言うことは容易いが、このような戦争は現在も続き、我々の日本政府 は、そのような戦争を支持し、加担していることを認識すべきである。 それにしても、このような「戦争」をしてまで守らねばならないもの とは一体何であろうか。国家の面子とは、これほどの犠牲を払う価値 はあるのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月02日 11時46分54秒
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