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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
映画「セントアンナの奇跡」の冒頭で、黒人の男がテレビ
で放映されている「史上最大の作戦」を見ている。 男は画面に向かって「私たちも戦ったのだ」とつぶやく。 このつぶやきはの意味が映画を見ていくうちにわかってくる。 映画「史上最大の作戦」は当時の欧米のオールスター出演と いう様相の大作であるが、黒人スターは出演していない。 そもそもこの映画が描く戦場の兵士には黒人がいない。 この映画が製作されたのは1962年で、公民権はまだ実現して いない。 この映画における黒人兵士の扱われた方を見て、アメリカの 黒人差別がいかに徹底していたかがよく判る。 黒人兵士たちは、戦地のイタリアで初めて差別のない状況 に置かれる。そもそもイタリアには黒人差別というものが なかったのである。 差別は制度によって実現するものであることが具体的に明瞭 に描かれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月06日 06時19分55秒
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