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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この「ミレニアム」シリーズの最大の欠点は、物語が進む
につれて、ヒロインとも言うべきリスベットの動きが少な くなることである。 私は原作を読みながらの映画鑑賞であるが、「3」の「眠 れる女と狂卓の騎士」は、原作がまだ上巻の半分程度のと ころで映画を見ることになった。 ここでは冒頭からリスベットは重症の負傷者として登場、 ほぼ半分以上は病院のベッドの上である。 ここではリスベットの魅力は行動よりも、その存在感で見 せるのであるが、それが作品の成否を決めることになる。 この映画では、そこまでリスベットの存在感がインパクト あるものではなく、ストリー展開の迫力だけで観客をひき つけている。 しかし、これだけでも実はすごいもので、あの膨大で登場 人物とエピソードの多い原作を実に見事に映画化している のである。 この「ミレニアム3部作」の映画化作品は、リスベット・ ファンには決して高い評価となるものではないが、娯楽映 画としてはなかなかの出来であると言っておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月05日 00時22分53秒
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