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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「これから『正義』の話をしよう」というタイトルでも良かった
のは「相棒-劇場版2-」であるが、この「小さな村の小さなダ ンサー」もまた、そのようなお話しである。 「正義」は現代を考える重要なキーワードかも知れない。 この作品は、バレエのことなど全く知らない、そして関心もなか った11歳の少年リーが、舞踏学校に入学し、やがてアメリカへ留 学。そこで恋人も出来る 物語は、そのリーがアメリカでバレーを続けたいと亡命する事件 が大きな柱になっている。 そのような追い詰められた状況で、リーにとって正義とは何であ ろうか? 亡命することは彼の踊りたい希望にとっても、またバレーという 芸術にとっても、正しいこと。しかし、もしかしたら中国の両親 の生命はなくなるかもしれない。 芸術もまた政治とは無関係ではいらないという、これは中国だけ ではない現代の難しさを描き、この作品では見事に感動的に終わ るのであるが、さて、「正義」にかなった解決とは、何であろう か? このような状況はどの国でも起こりうる物語にも関わらず、この 作品では中国の政治体制が「悪役」となっている。 その意味では、この作品は「カサブランカ」のような典型的プロ パガンダ的娯楽映画である。見事な出来であると、ここは賞賛で ある! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月15日 09時14分09秒
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